吉永麻里著『つれづれ"野球な"旅日記』(新風舎、2006/3)

本書はアマゾンで「野球+旅」と検索して発見。ネットにある著者の日記*1がまあまあ面白かったので、購入とあいなった。ちなみにマーケットプレイスで最後の1冊。新風舎が姿を消したいま、入手は困難かもしれない。
構成は9章からなり約70ページ。1時間あれば読める。基本的には高校野球を見ていて、唯一の例外が藤井将雄さんの墓参りかな。
全編つうじて、高校のグラウンドとは見学するものなんだなと思った。つまりプロだったら勝手に行って勝手に見るだけだが、高校だと関係者に声をかけたりかけられたりが生じる。本書では旅よりもそうしたやりとりを面白く読んだ。

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(目次などから抜粋)
1(2001年11月)石川・能登編(町野高校)
2(2002年4月)佐賀・唐津
3(2003年3月)広島・尾道編(如水館高校)
4(2003年6月)愛媛・松山編(松山商業
5(2003年8月)新潟・柏崎編(柏崎高校)
6(2004年11月)鳥取・米子編(米子東高校)
7(2003年10月)島根・隠岐編(隠岐高校)
8(2003年11月)島根・松江&出雲編
9(2003年11月)石川・金沢編(星稜高校