『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

横浜へ向かう途中で人身事故発生。すでに公開から日が経ち、上映は1日1回。遅れることができない。さいわい戸塚に停車中だったので、地下鉄に乗り換えるだけで済んだ。これが東戸塚まで進んでたら、バスに乗らなきゃで面倒だった。
ショックなのが、Suica(定期券以外)だと振替輸送がないこと。普通に乗り換えたと同じ扱いのため、170円ぐらい高くついた。

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劇場に足を運んだ理由は、『アモーレス・ペロス』からの3部作が面白かったのと、あとはアカデミー賞
2時間の作品は、とにかくカメラを意識させられる。長いのだ。時間的な長さというより、距離的な意味において。
劇場を構成するステージ、舞台袖、衣装室に楽屋。これらを役者たちが行き交うわけだが、ひとつなぎなので臨場感がすごい。文字通り、役者が舞台に臨むさまを味わえる。
映像がダイナミックな反面、物語はシンプルといえるかもしれない。それでも、いさかいの絶えないバックステージは面白い。実際にこんなことでケンカしてそうだなと、いやらしい興味をかきたてられた。
ムービル4にて。19:10からの回を鑑賞。40人ぐらい。連休だから窓口が混雑かと思いきや、すっからかんだった。