大平武洋著『必修!穴熊戦の絶対手筋105』(マイナビ将棋BOOKS、2014/9)

穴熊の考え方を書いた本ならいくつかあるが、手筋集は意外にない。それで購入してみた。
いっぺん通読した感想としては、武器を得ることができて大満足。逆にいうと、いままでは素手で戦ってきたようなものだと気づかされた。
二度、三度よんで理解を深めていきたい。

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読んでも理解できなかったところが……。下図はp.19に掲載されているもの。

「▲3二金△同金▲4二金が厳しい攻めとして残っている」と本文にはある。しかし、そこで△3一金打と補強されたらどうすればいいのだろうか(下図)。

マイボナ先生に聞いてみたら、▲3一金△同金▲4三とが予想手順。こうすれば△3二金打では補強できないということらしい。
【現在の棋力】将棋ウォーズ:(10分)初段(3分)初段(10秒)1級、将棋倶楽部24(2014年10月で引退):12級(最高R503、現R399)