『ヒマラヤ 運命の山』

dビデオにて。選んだ理由は、例によって音楽がサンタオラージャなので……。
原題は「Nanga Parbat」(ナンガ・パルバート)という山の名前。私もだが、これでは山岳映画とわからない人がいるかもしれない。だから説明調の邦題をつけたのだろう。
主役として描かれるのはラインホルトとギュンターの兄弟。彼らを含む隊がナンガに挑む。
紆余曲折のすえ山頂に立つも、弟の調子が思わしくない。無事下山することがかなうのか、というおはなし。
ふたりの演技や凍てつく身体がリアルで、のめりこむように鑑賞。人間ドラマを堪能させてもらった。結末を知らずに見たのもよかった。