はじめに電子版について書くと、紙の本の1ページが電子版でも1ページになっている。だから、レイアウトは紙といっしょ*1。
私の場合iPod touchだが、縦画面だと1ページ、横画面だと2ページ(見開き)表示になる。しかし、後者は字が小さくてつらい。1ページ表示のほうでも目の疲労は正直ある。
それでも紙1470円なのに対し、Kindle762円と半額近いからなあ。迷うことはないような……。
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感想を書くと、評判にたがわずいい本だった。観る将*2向けで勉強要素は少ないと予想していたが、そんなことはなかった。
主に取り上げられている戦法は、ゴキゲン中飛車・石田流・先手中飛車・角交換四間飛車。
これらの歴史と基礎は知らないことばかりだったし、何よりすばらしいのが最新形を伝えるセンス。難しいことは省きに省いて勘所だけをピックアップ。たとえるならベスト盤のアルバムみたいな……。
折にふれて読み返したい1冊になった。もちろん相居飛車編も購入済。
【筆者の現在の棋力】将棋倶楽部24:13級(最高R348、現R272)、将棋ウォーズ:【10分】1級【3分】1級