きのうの朝日声欄より

並木哲朗(58歳・会社員)の投稿。タイトルは「電車の乗降にも気づかい必要」。要約するとこんな感じ。
山手線は2-3分間隔。それを可能にするのはJRの技術と乗客の協力だ。しかしスムーズにいかない場合もある。乗る人が車内へ入り始めたとき、遅れて降りる人がいるからだ。
投稿者はこう苦言を呈す。
「ドアが開くまで座って待つ人が原因のようだ。皆に合わせドアが開く前に降りる準備をするのが常識だが、なぜできないのだろう」
以前、同様のことを伊東四朗もいっていた*1。私はこれに反対である。
バスを考えてみればいい。「完全に停車するまで席をお立ちにならないでください」とアナウンスされている。よろけたら危険だからだ。
いったいなぜ、電車だと話が変わるのか……。結局のところ、自分が健康なうちは弱者のことに頭が回らないのだろう。
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201301190538.html

*1:2008年10/15付日本経済新聞夕刊。