日経

森喜朗の「私の履歴書」は、モノゴトの段取りをどのようにつけるかという視点から見れば、まあまあ面白かった。
ただ、学生時代に検挙されている件には触れずじまい。政治家をやめたとはいえ、五輪招致にかかわるなどしてるから、語れないことがあるわけだ。
逃げ切りの舞台裏でどんな工作がなされていたのか。その部分こそが一番興味があるわけで、死ぬまえに「ぶっちゃけ本」刊行を期待したい。
ちなみに来月は渡辺淳一だそうで、『噂の眞相』の相手にしてきた人物が続く。