近ごろ、将棋にはまっている。だから、折にふれて棋書の感想などを書いたりしようかなと思う。
将棋熱が生じたきっかけは、将棋ウォーズというアプリ。入れて以来、ほぼ毎日やっている。
ヤフーモバゲーの将棋と違っていいのが、相手の設定を自動でやってくれるところ。対局ごとに、級や段があがるわけだが、そのクラスに応じた相手を見つけてもらえる。だから、買ったり負けたりがちょうどいい感じ。私は現在、71勝73敗ぐらい。マッチングがいいから、拮抗するわけだ。

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そもそもの将棋歴を話すと、始めたのは小3か小4。学校で流行ってたので、親に将棋盤を買ってもらった。
とはいえ、子どもの遊びなどすぐに移り変わるわけで、半年もしたらやらなくなったと思う。代わりにチェスをよくやった。
将棋との縁が再びできたのは、中3のとき。将棋部に入って、活動が週3回。
部員は3学年で25人ぐらいいて、顧問の先生をマッチング役にひたすら対局。独自の級位システムがあって、そのクラスの差により、何枚落ちで指すか(あるいは平手か)が決まった。
正直いって、力はあまりつかなかった。理由は、駒落ちの指し方がわからなかったのがひとつ。いまなら、それ用の本で勉強できると知っているけどね。
もうひとつは、入門書に書いてあることがのみこめなかった。たとえば、囲いがいくつも紹介されていて、初手からのプロセスが書いてあるわけだが、そんなのは急戦を決められてしまえばパーである。
だから囲いの羅列よりも、急な攻めをどう受けるかのパターン集こそが、入門書には必要なのではないだろうか。29歳のいま、そんなことを思う。