神奈川県高等学校野球秋季県大会(3回戦、保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアム)

イントロ

最寄り駅は相鉄線の星川。しかし、大船・戸塚方面から横浜へいって乗り換えるより、保土ヶ谷からのほうがよさそう。徒歩のほか、バスもある。
個人的には、最初なので歩いてみた。所要25分*1ほど。保土ヶ谷公園はだいぶ高いところにあり、行きは上り。なかには歩道がしっかりない箇所も見られ、歩きやすくはない。球場手前にコンビニ(サンクス)があるのは便利。
8:00ちょっとまえに球場到着。正面2・正面3のゲート前に、開場を待つ人がたむろしている。きっちりとした列はできていない。
しばらくして開場する雰囲気を察したのか、突如、列が出来始める。そして8:15開場。中途半端な時間だが、人の集まりを見ながらという感じか。
上にスライドするゲートをくぐるようにして、座席争奪戦スタート。まだ3回戦なので入場は無料。
場内に入ると、武相はすでに体を動かしている(チームバスの到着が私と同じぐらいだった)。他方、桐光学園の選手が姿を見せたのは8:45ごろ。早くきたほうがいいこともないのだろうが、だいぶ時間に差があるな。

桐光学園-武相

6回コールド13-2で桐光学園が圧勝。武相はエラー5つ、ピッチャー暴投3つに加え、送りバントを野手選択にしたり、内野安打にしたりで守備が崩壊。エラーについては、なんでもないゴロを処理しそこねるものばかりで、チームの完成度がまだまだだなと感じた。
話題の人は、6回3安打2失点10奪三振。ピッチングを見るのは映像も含めて初だったが、あまりイメージが沸かないというか……。とりあえず、空振り三振のほぼすべてがワンバウンドになる*2スライダーだったのが印象的。あれを見切れない、捨てられないところに、松井のすごさがあるのだろう。

      • -

2回表、バッター松井のところで、ピッチャー石橋の投球が抜けてしまう。(桐光1-0武相)
2回表、松井がライト線にタイムリー2ベース。(桐光2-0武相)
3回表、松井のセカンド正面へのゴロがタイムリーエラーになる。(桐光3-0武相)
3回表、中野が押し出しデッドボールを受ける。(桐光4-0武相)
3回表、大嶋がセカンドへ2点タイムリー。(桐光6-0武相)
3回表、武のショートゴロがエラーを誘って3塁ランナー生還。(桐光7-0武相)
3回裏、斉藤が3塁線を破る2点タイムリー2ベース。(桐光7-2武相)
6回表、坂本がレフトへタイムリー。(桐光8-2武相)
6回表、松井のぼてぼてのファーストゴロを阿部がはじいてしまう。(桐光9-2武相)
6回表、鈴木がライトへタイムリー。(桐光10-2武相)
6回表、中野がサード前にぼてぼてのゴロ。サードはあわてて出てくるが、どこにも投げられず。(桐光11-2武相)
6回表、大嶋が押し出しのフォアボールを選ぶ。(桐光12-2武相)
6回表、バッター武のところで小泉がワイルドピッチ。(桐光13-2武相)

東海大相模-慶應義塾

6-3で東海大相模が逆転勝ち。両チーム通じて1エラーという締まりのある試合でよかった。武相の自滅を見た後だけに……。
ヒットの数が13本と7本で、その差が結果につながった感じ。あとは、東海大相模は要所で長打が出た。1点を勝ち越された後の5回表は、先頭の遠藤が右中間に3ベース。2塁を回ったところでストップしかけたのだが、がんばって3つにした。次打者の犠牲フライでゆうゆう同点。
1点リードで迎えた6回表も、先頭の鈴木が2ベース。セカンドゴロエラーを挟んで、やはり犠牲フライで加点している。
東海大相模は6点中4点が犠牲フライなのも印象に残った。

      • -

1試合目が終わって、1/7から1/8ぐらいは帰った。ただ、東海大相模の応援が大挙して入ったから、総数はそんなに変わらないかもしれない。
高校野球だとシートノックのやり方も様々だが、門馬監督が外野に打つときの位置取りが特徴的だった。本塁付近は(キャッチャーの邪魔になるので?)避けて、1塁側に寄ったところを使っている。

      • -

2回裏、1アウト2・3塁から吉田がセカンドゴロ。セカンドはバックホームするも、ランナーがうまくブロックをかいくぐりホームイン。(東海0-1慶應
2回裏、山本(遼)がピッチャー強襲の打球。ボールはレフトへ転がり、ランナー生還。(東海0-2慶應
3回表、遠藤がレフト場外へソロ。(東海1-2慶應
4回表、小田桐がセンターへ犠牲フライ。(東海2-2慶應
4回裏、小原のショートゴロの間にランナー生還。(東海2-3慶應
5回表、矢後がレフトへ犠牲フライ。(東海3-3慶應
5回表、平山がライト前へタイムリー。(東海4-3慶應
6回表、豊國がライトへ犠牲フライ。(東海5-3慶應
9回表、桑原がセンターへ犠牲フライ。(東海6-3慶應

メモ

神奈川県公園協会のサイトによると、内野の固定席は7179。この数字からすると、1試合目の観衆は4000-4500ぐらいかな。
内野はバックネット裏が個別席。それ以外はベンチシート。前から4列・9列・6列の区切りになっている。屋根で日かげができるのは太陽の位置にもよるが、だいたい後ろ半分ぐらい? 14:30ぐらいになると、日かげは前方に移動し、後方6列あたりも日なたになった。
売店は1塁側・3塁側コンコースに2箇所ずつの計4つ。さほど品揃えに違いはなく、軽食・飲料・アイスぐらい。ちゃんとしたものが食べたいなら、コンビニで調達かな。
ゴミは持ち帰り。ゴミ箱は一部の売店に、売店で買ったもの用が置いてあるだけ。当然、試合後の座席下やトイレはゴミだらけの惨状。

*1:帰りは下りなので、約2分短縮。

*2:必然的にバッターは1塁へ向かうが、振り逃げ成功はゼロだった。