オリックス×西武(9回戦、ほっともっとフィールド神戸)

イントロ

日中はくもり。それでも昨日の雨の影響からか、マウンドにはシートがかけられ、バッティング練習はせず。ただ、投手陣は外野で体を動かしていた。
目がくぎつけになったのは、センターの守備位置あたり。芝生が荒れ放題なのだ。ライン状にはげてるから、すぐにピンときた。こんな場所に人を並ばせるイベントなんてそうそうないからね。
契約がどうなってるのかは気になる。やはり球場側が泣くしかないのか。なぜなら、補償の取り決めは考えにくいんだな。芝のだめになり具合を判定するのは難しいから。

来日初勝利

ライオンズ先発のゴンザレスは、昨日の雨天中止でスライドになり、バースデー登板がめぐってきた。
結果、5回3安打3与四死球で1失点。まずまずだが、5回裏以外は先頭を出してるのがまずい。それがなければ、もう少し投げさせてもらえた。
あと気になったのは、1回裏にバルディリスを2塁へ置いた場面。もっとランナーを気にかけてほしい。リードの大小によって、1本で帰れるか決まるのだから。
(開幕から2ヶ月、中継ぎで起用した)配置については、何をいっても結果論にしかならないと思う。個人的には2月の練習試合、先発で結果を出した後になって、監督がリリーフ起用をほのめかしたのには釈然としない。ただ、先発にしてたらしてたで「なんで中継ぎが足りないのに……」という話になっていただろう。

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試合全体としては、3回表が大きかったか。先頭栗山のセンターへの打球を赤田が見失って2ベース。まだまだ空が明るい時間で、このミスは自軍だったらかばいたいところ。
その後、原の送りバントフィルダースチョイスになるが、タイミングだけ見れば3塁はアウトで、救われた感がある。
あとは7回裏。2アウト満塁で登板したウィリアムスがT-岡田を三球三振に。ブルペンの準備状況を見ていると、十亀が問題なければ8回まで投げさせたかったようだ。となると、2アウトから招いた危機で2人余分に使ってしまったか。

メモ

開場前、Bsオンラインチケットで予約した券を引き取った。それ用の窓口はふたつだけで、並び始めてから15分待った。神戸の土日では使いづらいな。
来場者プレゼントはケンミンのベトナム風フォー。
紙コップを持った警備員が巡回してる。ペットボトルを隠して持ち込んでもムダ。
1回裏、李大浩のセンターフライで、1塁ランナー・バルディリスがタッチアップ。風の影響もあるとは思うが、秋山はもっといい体勢で捕れたはず。
4回表、炭谷がライトへの打球。しかし2塁を回って3塁タッチアウト。この結末は1-2塁間で想像できた。回されるはずがないと油断してるから、2塁通過がとんでもなくふくらんでた。こういうのを見せられるとがっくり。
5回裏終了後に花火。BGMは「真夏のSounds good!」。ほっともっとのCMにAKB48が出てることと関係あるのかな。
6回裏は頭から十亀。交代が早かったが、中途半端にランナー残した状況で代えるよりはイニング頭からという考えか。
試合後の外野グラウンドでは、シートを広げて乾かしていた。
2次会終了後、チケットブースで昨日中止分の払い戻しと、明日の前売購入。客の減り具合に応じて徐々に窓口を閉めてはいたが、それでも待たされた感はなしに用が済んだ。

応援メモ

応援団は福岡のみ。
スタメン発表後の応援団、「ゴンザレ『ス』というから防御率が10点以上アップしちゃう」。このネタは明石で試合やったとき、スコアボードが4文字表記だったのに端を発する。そのころは好調だったはずが、シーズン入って5文字だとなんで不安定なんだみたいな含み。
そこから「(ドドドン)ゴンザレ」コール。本日30歳の男はブルペンで帽子をとって応えた。うれしかったな。
1回裏開始前に「ハッピーバースデートゥーユー」。時間がなくなったので「ゴンザレ」コールは2回裏の前。
3-5回のリードは博多のぼせもんの方。私は見るのが久々だったが、2盗が成功したら3盗の「走れ」コールをよくやるんだよなあと思い出す(きょうは2進がワイルドピッチだったが)。
7回表、地元の栗山に対して「いいとこ/見せろ」コールから、2ケタ安打までもう1本なので「ヒットが/見たいぞ」という流れ。

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スケールズの応援歌はガルシアetc.の曲。カラバイヨはあまり活躍しなかったから、自分としてはまだガルシアのイメージ。

2次会

いつものごとく、1-9とスタメン・登板全選手へのコール。
中継が終わってることをファンへ確認してから、明石で評判がよかったという秋山の「秘密の応援」。コールは「飛躍/飛躍/秋山」。バースデー男は「スーパー/エース/・ゴンザレ」。
最後のほうでは応援団募集のお知らせがあった。

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長時間の2次会は、バファローズファンがはけるには十分だったようだ。地下鉄がすいてるすいてる。

発音のこと

「ヘルマンの獲得報道があったとき、ハーマンと書いてる記事もあった。だから『ヘー』ぐらいに発音してあげたら、本人がわかると思う」という趣旨の話を応援団がされていた。甲子園の楽天戦でもいってたかな。
ドミニカ共和国公用語である)スペイン語としては「ル」でおかしくないのだが、要するにアクセントがaにあるから、Gerのほうは弱めになるということだと思う。
だから3コールの最後でやるのは難しい。「ヘ・ル・マン」ないし「ヘー・マン」は、どうしても「ヘ」のほうも強くいわないと、おさまりが悪いからだ。
たとえば(バント時などの)コールだと「(ドンドンドン)ヘーマン」で、前半を控えめにもいえるが。

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ついでにゴンザレスについて書くと、(ベネズエラ公用語である)スペイン語に忠実になるならば「ゴン・サー・レス」で、zは濁らない。

得点経過

1回表、中村がレフト前にタイムリー。(西武1-0オリックス
1回裏、バルディリスがライト前にタイムリー。(西武1-1オリックス
3回表、中島のサードゴロ併殺の間にランナー生還。(西武2-1オリックス
4回表、大崎がセンターへ犠牲フライ。(西武3-1オリックス
5回表、中島がセンター前にタイムリー。(西武4-1オリックス

NPB公式より

試合時間:3:30
観衆:23760