国会図書館

イントロ

きのういってきた。たしか6年ぶりで、細々と変わってるところがあった。そのコストカットの跡をメモってみる。

登録カード

登録してカードを作ると、そのカードのまま入れるようになった。従来は登録カードでもって、その日の利用カードを発行する面倒な仕組みだった(だから登録の意味は、個人情報入力の手間が省けるだけ)。
2種類のカードが1種類になったので、経費は浮くだろう。

複写申込

国会図書館はコピーがセルフではない。申し込みには各自に対応した申込用紙を印刷する必要がある。プリンターが、以前は各PCに設置されていた。
それがPC8つにつきプリンター1台だったかな。要はひとつのプリンターが複数台のPCを受け持つようになった。
プリンターのほうにもカードリーダーがあって、置くと自動的に自分の印刷する申込用紙が出てくる。他人のを持っていく心配はない。
以上、プリンターの台数が減り、当然経費は浮く。

複写資料の受け取り

従来はコピー完了の確認方法が、でかいモニターだった。そこに自分の番号が表示されたら、カウンターにいって受け取るシステム。病院の会計とかによくあるかな。
それがどうなったかというと、PCのリーダーにカードを置くと、完了した場合に表示されるように変わった。
これは、モニター設置費用の削減と、他にメリットがもうひとつ。
従来だったらモニターしか確認方法がないから、その前でスタンバイする必要がある。必然的に人がたまる。
ところが館内のPCどれでもチェックできるようになったので、受け取りカウンター前の椅子が減っていた。まあ、数を減らしたところで、人がいなくなるわけではないが、「混んでるなあ」というストレスを感じずに済むのはいいことだろう。

複写カウンター内

受付のスペースがあって、その奥でコピーがなされる。従来はコピー機だとか、コピーの光景は利用者から見えなかった。それがながめられるようになった。
まあ、特に変わったことはしてないし、コピー機もコンビニにあるようなのだったが、担当者が若者ばかりなのが印象に残った。学生のバイトかな。
なぜ見られるようになったのか。記憶が定かではないが、受付奥の棚が変わった気がする。両面が開いていて、受付側とコピー機側の両方から資料のやりとりができる。経費削減ではないが、作業は楽になったかもしれない。
コストカットについてはここでおしまい。あとは単なる思い出話。

制限にひっかかる

複写は申込1回につき、10冊・100ページ以内という制限がある。それを知らずにオーバーしてしまった。
国会図書館は新館と本館とあり、複写カウンターも両方にある。だから、片方で上記のような事態になっても、もう片方では別途で申込できるのだと、親切にも職員が教えてくれた。