横浜×西武(18回戦、平塚球場)

延長サヨナラ負け

各選手の状態のいい・悪いがくっきりと出た試合だった。
投手陣から見ていくと、先発の平野は6回4安打。失点は初回の1だけで合格点だろう。ゴロを打たせ、大ケガをしないピッチング。
2番手の藤原は1イニングすら投げきれずの交代。球速は140キロ台半ばが出ていたし、変化球のキレもいいなと思った。ただし、まっすぐが左バッターのアウトコースに抜ける場面が目立った(対戦した5人中4人が左)。そして変化球でしかカウントが取れないから、苦しくなる。リードのしようもない。
3番手は松永。藤原のあとだけに、よりいっそうの安定ぶりを感じた。
以降は岡本洋介、江草、岩崎のリレーだが、特に感想はなし。
続いて野手。チーム全体で6安打、そのうち3本が石川。第2打席は、ただのレフトフライかなと思った打球が風に流され、狭い球場(両翼91)のポールを直撃。運をもってるなあと思った。
他方、だめだめっぷりを見せてしまったのが美沢。9回裏、セカンド正面にきた"ド"併殺コースのボールをエラー。サヨナラのピンチを招いてしまった。さらには10回裏、1アウトランナー1塁。美沢は2塁ベース寄りの打球によく追いついたのだが、2封を狙って送球をランナーに当ててしまった。そして今度は本当にサヨナラ負け。大卒だから、来年はそろそろアピールして上にいかないとね……。

メモ

球審橋本、1塁山口、3塁岩下。
再入場不可。
スコアボードのカウントはBSOになっていた。
9回終了時にもグラウンド整備。

得点経過

1回裏、井手がショートの左を破るタイムリー。(横浜1-0西武)
4回表、石川がレフトへポール直撃のソロ。(横浜1-1西武)
10回裏、橋本がセンター前にサヨナラタイムリー。(横浜2-1西武)

NPB公式より

試合時間:3:20
観衆:662