西武×楽天(14回戦、西武ドーム)

残り試合が減っていく

1ゲームの差を詰めるためには10試合必要だとよくいわれる。それを思うと、きょうの勝利の意味はなんとか踏みとどまったというぐらいのものか。

雑感

いろいろ思うところのある試合だった。8回表、松井稼頭央に代走が起用された場面とか。そんなふうになっちゃんたんだなと。
あとは8回裏、マルハーンの代走に坂田を出したところ。きのう懲罰交代させたから挽回の機会を与えたんだろう。坂田に代走で使うほどの走力ないし。私としては、追いつかれたときもう1打席まわることも考えると、この采配には不満が残る。
9回表、完封を目指す菊池に立ちはだかったのが山崎武司。通算400号ホームランはレフトスタンド中通路あたりまで飛ぶ完璧な一発。あと1本というのが事前に頭に入ってたら、もっと楽しめたな、この試合。

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ヒーローはマルハーン・星孝典・菊池の3人。
マルハーンは1打席目について、「2ストライクだったから、フェアゾーンに飛ばそうとした」という。ホームランを放った初打席のコメントでも「フェアゾーン」という言葉が出てきたが、彼のバッティングの鍵概念かね。
星孝典は話がうまいなあと。
菊池は「山崎の400号に貢献できた」発言が面白かったのと、あとは「巻き返してチームが上位にいけるように」といって目指す順位が何なのかをぼかしたのが印象に残った。普通に考えたらCS進出が目標だが、監督がそれを明示しないから、選手が勝手なことをいえないわけだ。

2次会

マルハーンの応援歌練習。歌詞の「3・2・1」が「さんにーいち」ではなく「スリーツーワン」だという注意と、「ハイ!」は3回ではなく4回だという訂正。
あとは歌いながらの動きの解説。「ゴー」でジャンプ、「マルハーン」で片手をあげて、「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」でもジャンプとのこと。

メモ

菊池のコールはどうやら「雄星」らしい。
マルハーン加入後はじめて球場にいったが、コールは「マ・ル・ハン」なのね。「マル・ハー・ン」かと思ってた。
星孝典の「たかのり」コールは鈴木尚典が思い浮かんで、個人的には違和感あり。でも、「たかのり」以外の選択肢はないのだが。

得点経過

1回裏、秋山がセカンドへタイムリー内野安打。(西武1-0楽天
1回裏、マルハーンが左中間に走者一掃のタイムリー2ベース。(西武4-0楽天
6回裏、星孝典がセンター前にタイムリー。(西武5-0楽天
8回裏、栗山が右中間にタイムリー3ベース。(西武6-0楽天
9回表、山崎武司がレフトへソロ。(西武6-1楽天

NPB公式より

試合時間:2:50
観衆:20293