ロッテ×西武(14回戦、ナスパ・スタジアム)

イントロ

成田空港の北東方向にある球場。プロ野球は初開催。ライオンズの試合があるから仕方なくいったが、交通機関でのアクセスはひどく悪い。
徒歩数分の海洋センターにバス停があることはあるのだが、ただでさえ少ないコミュニティバスの限られた便しかいかない。
次善の策として、コミュニティバスの「大栄診療所」ないし、路線バスの「吉岡大慈恩寺前」を利用することになるのだが、どちらも徒歩20分ほど。
さらに困るのは、きょうのようにナイトゲームだと、成田駅へ帰る便がないのである(路線バスの20:15がラスト。つまり試合が2時間で終わらないと無理)。
そんな状態なのに、公式案内で「シャトルバスは出さない」と堂々いえる神経がすごい。地元の人・車がある人・タクシー代を出せる人以外はこないでくださいってわけだ。けっ。

試合

雨との戦いになった。個人的には審判団に不満が残る。
降雨によるグラウンド整備の影響で、プレイボールは30分遅れ。
審判団には、主催者側の(試合をやりたい)気持ちをくんだ面もあるのだろう。序盤の雨のなかを中断せず進めたことに不満はない。
ただ、無理してやってきたんだから、しっかり5回で終わらせてほしかった。
そこでとめなかった結果どうなったかというと、5回終了時点ではマリーンズが3-2でリード。6回にマリーンズが追加点で4-2。
ところが7回表、ライオンズが3点をあげて逆転。なおも攻撃中というところで雨が強まり中断。
いうまでもなく、終わりならマリーンズが勝ちだ。ライオンズが逆転したにもかかわらず……。
ここまで無理してやってきて、どうしてそういう場面でストップなのか。
再開の見込みがないなか、状況が状況だけにきっちり30分待つ。そしてコールドゲーム決定。
繰り返すが、5回でやめておけば主催者のためにがんばって試合を成立させたという形ができたのに……。なんで6回に入ってしまったのだろうか。

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雨だったし、試合展開自体に特筆すべきことはないのだが、個々の選手のいいところ・悪いところが出たので下に記す。

選手雑感

大崎:2回にいいバックホームを見せたのはよかった(結局セーフだったが)。ただ問題は6回。清田のライナー性の打球をダイレクトで取りにいこうか迷って、後ろへそらしてしまった。そして続く田中の打球も同じようなライナー。今度は迷わず飛び込んでいったのだが、大きくはじいてしまった。こういうことやってるうちは厳しいな。
阿部:1打席目のレフト線2ベース、2打席目のホームランともにナイスバッティング。
菊池:雨のせいとはいえ、5イニングでフォアボール7個にデッドボール1個はねえ。去年の出だしの状況に戻ってなければいいのだが。
岡本(篤):バックが足を引っ張ったが、投げてるボールはこのクラスだと群を抜いた感じ。

得点経過

2回裏、角がライト前にタイムリー。大崎が好返球するもボールがこぼれた模様。(ロッテ1-0西武)
3回表、阿部がレフトへ2ラン。(ロッテ1-2西武)
4回裏、清田がセンター前に2点タイムリー。(ロッテ3-2西武)
6回裏、田中がライトへタイムリー。(ロッテ4-2西武)

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幻の7回表、米野がレフト前へヒット。定岡が後逸してランナー生還。米野は3塁へ。
幻の7回表、代打後藤がセンターオーバーの2点タイムリー2ベース。
(一応、幻の7回表のメモ)
林崎:センターフライ、梅田:レフト前ヒット、米野:上記参照、美沢:フォアボール、後藤:上記参照(代走斉藤)、大崎:ライト前ヒット
以上、ピッチャーはこの回から登板の古谷。

メモ

外野入口はバックスクリーン脇。レフト側とライト側は、場内での行き来が不可能。
ペットボトルはフタをはずしてから入場せよとの注意書きあり。ただし荷物確認はなかった。こういうことをされるとあらかじめわかってる場合、フタを別に用意してくる人もいるらしいね。
内野スタンド・内野芝生・外野芝生という座席構成。スタンドはバックネット裏後方部分に屋根がついている。
芝生席にはトイレなし。1塁側・3塁側の内野スタンド下までいくことになる。遠い!
照明灯にスピーカーがついているので、外野でも音声の量は問題なし。
始球式は成田市長。キャッチャーが成田市・市議会議長で、バッターはNAAの人間だったかな。
球審:小林達郎、1塁:小椋、3塁:工藤。

NPB公式より

試合時間:2:35
観衆:2328