桜庭一樹著、吉田伸子解説『荒野 16歳 恋しらぬ猫のふり』(文春文庫、2011/3)

これで完結だが、物足りなさが残った。解説のトーンが「『私の男』も読め」だからかな。あるいは第1部・第2部ほど、変化のポイントがないこともあげられるかもしれない。コンタクトレンズぐらいで……。

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第1部の感想を書いたとき、この本の解説者を予想したが大はずれだった。