単なる雑記

きょうの朝日「声」欄にこんな投書があった(要約)。

アナログテレビを買い換える予定がない。したがって7月の地デジ移行後は、NHKの受信契約を解除したい。しかし、そのためにはテレビを処分したという証明が必要になっている……。

私はそんな馬鹿なと思った。だって、たとえばゲームをするためにテレビは持っているものの、アンテナ線をつないでないというケースは十分考えられるだろう。なんで捨てなきゃいけないのか。
検索してみると、日本放送協会放送受信規約にはこう書かれている。

(放送受信契約の解約)
第9条 放送受信契約者が受信機を廃止することにより、放送受信契約を要しないこととなったときは、直ちに、その旨を放送局に届け出なければならない。

補足しておくと、「受信機」については「家庭用受信機、携帯用受信機、自動車用受信機、共同受信用受信機等で、NHKのテレビジョン放送を受信することのできる受信設備をいう」とされている(第1条)。
さて、どうだろう。「廃止」とは広辞苑の定義にしたがえば「やめて行わなくすること」だ。捨てろとはいっているようには読めない。NHKの横暴には毅然と抗議したいものである。