高橋陽一著『キャプテン翼海外激闘編 EN LA LIGA 2』(YOUNG JUMP COMICS、2010/10)

何も。

高橋陽一著『キャプテン翼 ENDLESS DREAM』(30周年記念小冊子)

「『キャプテン翼』30周年の年、漫画家としても、もう一度原点に立ち帰ったつもりで、これからの作家活動を続けて行きたいと思っています」(あとがきより)
はたして、彼自身は何と原点と考えているんだろうか。以前にも書いたが、初期の高橋陽一、とりわけサッカー以外を描いた短編作品は本当にすばらしい。
それを見るにつけ、もしキャプテン翼をだらだら連載していなければ、他のいい作品があまた生み出されていただろうに、と思うのだ。
戻ることのない時間が、残念でならない。