重松清さんを囲むひととき(吉川英治記念館)

アクセス

(写真は関係ない道すがらの本屋)
最寄り駅は二俣尾。青梅線は東青梅以遠が自分にとって未知の領域。青梅からは本数が減り、ドアはボタン式になった。いい感じの景色もこのへんから。駅からは歩いて15分ほどで到着。

感想

普段は入れないという母屋が会場。畳の上に座布団が並んだ客席。私は最初から足を崩していたのだが、それでも座り続ければ、お尻・足の痛みはかなりのものだった。

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話は、まえに一度、吉川英治記念館へきたときのこと、それとは別に奥多摩を小旅行した思い出に触れることから始まった。
後者は出版社をやめて、今後を思い悩んでいたころ。周囲と自分を比べ居場所のなさを感じたという部分は、私の現在とも重なって、とても心に響くものだった。
そこから先は、いかにして作家となり今に至るかを語った。正直にいえば、ほとんど既知の内容。それでも、本人の口から聞くのは初めてだし、ここで話したこと・話されなかったことから、重松さんのなかで各エピソードの濃淡がどうなってるのかという点もうかがえたと思う。
個人的に初耳だった話を下にメモだけ。ICレコーダーで録音していたので、もしかするとどこかで活字になるかもしれない。
・自作で1冊残してもらいたいのは『きよしこ
・娘さんたちの近況
・公害についてのノンフィクションを収集。当時のものはどんどん手に入らなくなっているから

帰り

また歩いて駅まで戻る。電車は約2本/1h。時間が合わなかったので、駅前のブルーマートなるコンビニへ入り、暇つぶしに漫画1冊購入。なぜか日焼け(照明焼け?)がすごい。
駅では本日の業務が終了したようで、無人になっていた。