楽天×西武(14回戦、クリネックススタジアム宮城)

予想外の快勝

3年ぶりにきた。つまりKスタになってからは初めて。そのうちここも、英語が公用語になるのかな、なんて思ってみたり。
きょうはラインナップを色々いじってきた。相手が右の岩隈だからか、6番に大島。しかし7番は左の原ではなく浅村。意図はわからないが、結果的に打線は機能した。岩隈をノックアウトできたのはうれしい誤算だ。
先発の許は序盤を見ると、ああもう来週はないなという感じだった。しかしきょうは大事なところで粘れた。そして打線の援護のおかげもあってか7イニング無失点。試合というものはどう転ぶかわからない。
8回には岩尾がプロ初登板。谷中の代わりになるかどうかぐらいだろうと期待はしてなかったが、ひとつもアウトを取れず。まあいっぺん経験したら、次はもう少しうまくやれるだろう。

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イーグルスは岩隈-山村の後、藪が日本球界復帰後初登板。下では2試合で計3イニング無失点に抑えたようだが、きょうはめった打ちで敗戦処理にすらならなかった。でも、まだ獲得失敗と決めるには早すぎだろう。

メモ

16時開場。ライト側は当初から日陰になっていて、夏にはうれしい。
きょうは飲物2lを用意した。紙コップ1個で500mlちょっと入るので、移し替えて全4個。フタをして、ビニール袋に入れてくれるので不都合はない。
「いーぐるなう!」という試みが面白い。ビジョンにツイッターの投稿が表示されるのだが、「ルイーズがホームラン打ったら坊主にする」とか、ウケを狙ったものが多くて。
スタメン発表は17:46。待ちくたびれる。アナウンスのペースが速く、太鼓のリズムもそれに応じていた。1-9は両チームともやらない。
始球式はドコモショップの店長。
片岡第2打席のまえ、応援団が「叫びたい方、もういいですか?」
4回裏の開始前、レオのお面をかぶったやつが外野をバイクで疾走。口から炎に模したものを吹き出すパフォーマンスも。
5回表開始前のリードの発言「みなさんの声援のおかげで、岩隈をマウンドから引きずりおろすことができました。この回も点を取って、山村もぶっつぶしてやりましょう」。これはうまい口上だ。憎き山村だけに、あんまり過激なことをいうとブーイングを誘発しかねない。そうはさせずに気持ちを高めるには、このぐらいがいい感じだった。
5回終了後に花火。ホームベース方向に打ち上がった。もしやネット裏なんかの高い席に座ったら見えない?
きょうの応援団は3人。1イニングごとにローテーションでリードをやっていたのだが、担当時の得点に大きな偏りが。1・4・7回の同獅会が8点、3・6・9回の東京応援団が1点、2・5・8回の若獅子会が0点。しかしポイントは3連戦の合計で争われるので、まだ逆転のチャンスはある(嘘)。
ヒーローはプロ初アーチの浅村。

得点経過

4回表、中島が右中間へソロ。(西武1-0楽天
4回表、フェルナンデスがレフトポール際へソロ。きょうは途中加入した後、初の仙台だった。(西武2-0楽天
4回表、浅村がセンター前にタイムリー。(西武3-0楽天
4回表、片岡がセンター前にタイムリー。(西武4-0楽天
6回表、浅村が左中間へソロ。(西武5-0楽天
7回表、フェルナンデスがレフト前へ2点タイムリー。(西武7-0楽天
7回表、ブラウンがセンターへ犠牲フライ。(西武8-0楽天
7回表、上本が押し出しのフォアボールを選ぶ。(西武9-0楽天
8回裏、山崎が右中間へタイムリーエンタイトル2ベース。(西武9-1楽天
8回裏、西村がセンター前にタイムリー。(西武9-2楽天
8回裏、草野がセンターへ犠牲フライ。(西武9-3楽天

NPB公式より

試合時間:3:29
観衆:17606