巨人×ヤクルト(7回戦、島田球場)


出発

藤沢から島田までは、普通にいくと片道2520円。つまり往復で5000円弱。そこをけちって、「休日乗り放題きっぷ」なるものを使ってみた。
これは、JR東海の東側エリアを対象にしたフリーきっぷで、値段は2600円。具体的な区間は、東海道線が熱海-豊橋、それに御殿場線身延線の全線となっている。
やっかいなのは、JR東日本エリアである東海道線国府津-熱海が含まれていないこと。つまり国府津-沼津は御殿場線まわりでいく必要がある。
もうひとつ面倒なのが、このきっぷをエリア入口の国府津では買えないこと。JR東海の管轄になる1駅先の下曽我までいかないといけない。これがうっとうしい。御殿場線は1時間に1本か2本しかないのに、いったん降りてたら、時間がかかってかかって。
そんなわけで、6:43下曽我到着。さっそくきっぷを購入――のはずが、窓口・券売機はシャッターが降りている。営業は7:10からだった。乗る電車が7:13なので、少しあせる。

ハプニングあれこれ

10時過ぎに島田に到着。球場までは徒歩で10分とかからないアクセスのよさ。外野席のチケットを購入し、日陰になっているライト側のスコアボード下に座った。みんながここにくるため、ほかの部分(レフト側とか)がすかすか。
13時に試合が始まり、先頭バッター鬼崎の2球目ぐらいだったか。スコアボードからジャイアンツ先発「深田」の名前が落下。私のまえにいる女性をかすめた。けがはなかったようだが、本当にしっかりしてもらいたい。事故が起きたら、翌年は試合できないかもしれいないぞ。
2回表、スワローズが犠牲フライで1点先制。しかし4回裏、大田がライナーでフェンスをぎりぎり越える同点のソロ。球場の狭さが活きた一発だった。なお、この4回裏には花火らしき音がたびたびして、その都度試合が中断するという場面もあった。
その後、両チームが1点ずつ取り合い2-2。延長11回、決着はつかず引き分けとなった。ジャイアンツは9回裏2アウト3塁で大田がショートゴロ。10回裏も1アウト2塁のチャンスを作りながら、後続が凡退。勝利を引き寄せることはできなかった。

メモ

当日券はすべてチケットぴあのものだった。前売価格が黒マジックで消してある。
売店は弁当・グッズのほか、ソフトクリーム・チョコバナナ・富士宮焼きそば浜松餃子とさまざまそろっていた。
外野席の入場はバックスクリーン裏から。トヨタカローラ東海のチラシとメンバー表の配布あり。
トイレは外野席内にはない。門の外に仮設のものが4つ置かれていた。
1塁側・3塁側の内野席それぞれに「SHIMADA」の文字が書かれている。
外野のフェンス際が珍しい。芝生のなかでひとすじだけ、アンツーカーがライン状になっている(1枚目の写真参照)。
バックネット側の上方にカウント表示あり。一番上のストライクのランプが、上部にかかっているネット*1と重なって見づらい。
選手名の書体がいい感じ。とくに森岡の岡と、円谷の円の「はらい」が。
球審原、1塁市川、3塁長井。
ゴミ箱なし。ゴミを持って帰らせるなら、売店の営業もするなと私はいつも思うのだが。

得点経過

2回表、川端がレフトへ犠牲フライ。(巨人0-1ヤクルト)
4回裏、大田がライトへソロ。(巨人1-1ヤクルト)
5回表、鬼崎がライト前にタイムリー。(巨人1-2ヤクルト)
6回裏、中井がレフト前にタイムリー。(巨人2-2ヤクルト)

NPB公式より

試合時間:3:25
観衆:2058

*1:上からのファウルボールに対応したこの手の屋根的なネットは珍しい。