『アイガー北壁』

まだ誰も登攀(とうはん)していなかった難所へ挑む男たちの物語。ナチスや男女関係、メディアの介在なども描かれるが、そちらはわりと控えめで、山登りの緊迫感をたっぷりと見せてくれる。
挑戦の数だけ、生死をめぐるドラマがあるんだろうなあと思った。それはときに人知れず……。
港南台シネサロンにて。椅子がすごくよくて、ちゃんとした姿勢で座りたくなる。駅の近くでアクセスもいい。