単なる雑記

NNNドキュメント'10」を見る。これから時効を迎える殺人事件の遺族と、すでに至ってしまった遺族による「時効廃止」に向けた取り組みを追う。
ある女性は遺品のコートを抱きしめる。殺されたときの血がついていて、手元にありながらこれまで見られなかったものだ。その涙にもらい泣きしそうになる一方、時効廃止でこうした証拠品は戻らなくなるのだろうかとも思った。
あと「被害者にとっても区切りが必要」と、時効廃止に反対する議員の声が出ていた。これについては、時効があるがために、なにもできなかった諦念をそのさき抱えていく被害者だっているはずだろう。
http://www.ntv.co.jp/document/back/201005.html