ソフトバンク×西武(5回戦、北九州市民球場)

きのうの逆みたいなスコア

昼前にバスで北九州にやってきた。移動中にちょっと雨がぱらつく。以後、降ったりやんだりだが、路面に変化がでない程度だった。
それが試合開始5分前に、これまでより強く降り始める。試合中は強まり弱まりを繰り返したが、7回裏2アウト、多村の打席が1ボール2ストライクという半端なところでついに中断。
ライオンズファンからも、さっさと終わりにしろ、もう無理だといった声がとぶ。ホークス側は1-9なんかやったりして、もう2次会モード。
私はというと、外野ウォーニングゾーンの状況からしてたぶんコールドだろうとは思ったが、気持ちとしてはやってほしかった。なんせ負けてるわけで、あしたも両予告先発ピッチャーの成績を見ると、分が悪そうだから。そのあたり、スタンドに陣取った多くのライオンズファンとは考えが違ってしまったようで、こういうときは悲しくなる。
結果的には雨がいったん弱まり、グラウンド整備を経て再開できた。待った審判団はいい判断をしたのだろう。というか、雨脚が弱まる情報を持っていたからこそ、グラウンドが厳しい状況になれども、コールドにしない選択をできたのかもしれない。
その後の試合展開は、正直なところあまり印象に残っていない。8回裏1アウト、ランナーなしという場面で長田を下げて星野を投入。監督としては、抑えてほしい左ふたり、長谷川・柴原をきっちりと片付けて、9回表の攻撃にはずみを、というねらいがあったか。しかし両者に対してはヒット・フォアボールで、結果として継投失敗になった。

応援関係メモ

席の位置については、応援団がライオンズファンの場所はこのへんという区切りを置いてくれていた。しかし、早くこないと一般客もそのなかに入ってきてしまう。面倒くさい球場だ。
きょうは応援団紹介ではなく、1-9をやった。
途中、ブラウン応援歌をマクレーン(etc.)福岡版でやる場面もあった。
5回裏終了後だったか、土を投入してのグラウンド整備になって時間がかかるところで、福岡版(?)黄金時代1-9をやった。
7回裏の中断の際、「カエルの歌」や「笑点のテーマ」を応援団が吹いていた。前者はよくわからないが、後者の選曲は絶妙だ。

メモ

開幕して1ヶ月がたったいまも、吉見は1軍の座をキープしている。ふとそんなことに気づいた。
シートノックでレフトは柴原・松中だった。きのうひどかったオーティズはさすがにいなくなった。
1回表、栗山がセカンドゴロの際に、原が併殺崩し。彼はきついスライディングにいくだけでなく、いくつか併殺崩しのパターンを持っているような印象がある。

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ビン・カン持ち込み禁止とはいうが、手荷物検査はなかった。
通常であれば通路となるはずの外野最前部は、警備員がいて立ち入り禁止。グラウンドへの侵入を防ぐのと、フェンスを揺らしたりされないようにかな。
狭い球場で、打撃練習のボールが容易にスタンドインする。それにもかかわらず、笛を吹いての注意はない。
トイレは左中間後方と、スコアボード下にあった。左中間にあるということは、右中間にもあるんだろう。
バックスクリーン裏を通じて、レフト・ライトの行き来は可能。
売店は、レフト側入場口手前に屋台が4つほど。場内はバックスクリーン裏に、生ビールコーナーおよびうどん*1、グッズ、軽食(焼きそば・たこ焼き等)の売場が設けられていた。
球場の周囲に、ただ見できそうなマンションがいくつもある。
いざゆけ若鷹軍団」が流れるも、さすがに歌詞の「ヤフードーム」の部分はそのまま。
17時に照明点灯。
李机浩のアナウンス、「韓国、テグ市出身」にほおーとなる。外国人選手の場合も、地名がつくんだなあと。聞き逃したが、きのうのオーティズはどうだったんだろう。
始球式は北九州市長。
試合終盤は22時を過ぎ、鳴り物応援がなくなった。

得点経過

1回裏、松田がレフトへ2ラン。(ソフトバンク2-0西武)
3回表、原がライト前にタイムリー。(ソフトバンク2-1西武)
8回裏、本田がライト線へ3点タイムリー3ベース。(ソフトバンク5-1西武)
8回裏、松田がセンター前にタイムリー。(ソフトバンク6-1西武)
8回裏、多村がレフトオーバーのタイムリー。(ソフトバンク7-1西武)

NPB公式より

試合時間:3:35*2
観衆:16746

*1:食べなかったが、まる天うどん500円と書かれていた。メニューはひとつだけなのかな。

*2:Yahoo!プロ野球には4時間16分という記載がある。中断分を省かなければ、そうなるのだろう。