阪神×西武(オープン戦、倉敷マスカットスタジアム)

出発

9:00ごろネットカフェを出る。雨は降っていないが、試合が始まるまでは安心できない。10分ちょっと歩き、球場そばで「大衆食堂」とのれんを掲げた店が営業中だったので、朝食にする。
おばちゃんがいちいち丁寧で、「あっち座ったら? 新聞あるよ」と席移動をすすめる。断れない私。食べ終えて料金を払おうとすれば、「まだ時間あるから、ゆっくりしていったらええのに」という。だが私、当日券を買わねばならないのでね。
外に出ると、店の駐車場で阪神のグッズ販売をしていた。場所を貸しているのだろうか。それとも店の関係者がやっているのか。

入場

チケットの列に並んでいると、まず「7月に公式戦あります」というビラ配りがきた。そしてその次は、看護師増員を求める署名。あやしそうなものではなかったので、名前と住所を書く。
11時に開場。フィールドでは、ライオンズの選手がキャッチボールをしている。なんか違和感あるなと思ったら、バッティング練習をやっていないのだった。内野グラウンドを荒らさないためかな。この時点で雨はぱらぱら降っているが、傘は誰も差していない。
ライオンズファンは50人ぐらい。岡山だと関西圏からもこれるからか、思ったより人数は多い。
試合中の天気は雨。ときに強くも降り、かっぱを着るか、傘を差す人がほとんど。

ゲーム内容

両チームとも、開幕1軍に入るであろうピッチャーだけが投げたので、ハイペースで進む投手戦になった。
ライオンズ1点リードで迎えた9回裏。このイニングから登板の藤田が、いきなりの2ベースを許す。1アウト後、セカンドゴロの間にランナー3塁へ。2アウトながらも一打同点のピンチ。
ここで星野がマウンドへ。オープン戦には珍しい、イニング途中からの登板。3/2のロッテ浦和で完璧な内容だったので、打たれる気はしなかった。あのときより、きょうのほうが暖かいぐらいだし。あっさりとファウルフライにしとめて試合終了。
応援するほうとしては、盛りあがりにかける面もあるゲームだったが、勝ったんだからこれでよしとしたい。特に帆足の状態がよさそうなのは、すごく安心した。

試合後

歩いて駅へいく。道はいくつかルートがあり、さほど混雑はしない。しかし駅に着いてからがたいへん。改札機の数が少なく、なかなか列が動かない。
急がない私は、構内のいすでしばらく様子をながめる。ホームがいっぱいになった時点で改札を封鎖し、入場制限をしていた。それでも、10分に1本ぐらい列車があるのですぐはける。客は岡山方面が多かったかな。
私も岡山へ移動し、きょうのネットカフェはメディアカフェポパイ(表町店)。ここは3度目。禁煙と喫煙がフロアで分かれていて好き。あしたはいったん四国に渡ってうどんを食べ、それから18きっぷで帰る予定。

得点経過

4回表、栗山がライトオーバーのタイムリー。(西武1-0阪神

NPB公式より

試合時間:2:14
観衆:17314

応援関係メモ

「きょう4番に入った栗山選手、ホームランを打ってくれる――とは思いませんけど」。正直でいいなあ。この人のしゃべりはそういうのが多い。宮崎でEXILEのダンススクール生が踊ったときの「本物のEXILEが見たいと思ったんですが、さすがにそれは無理でしょうか」もよかった。
「中島選手ファンの人おおいと思いますけど、大きな声を出さないと5回ぐらいで下がってしまいますんで」。あいかわらず、応援の盛り上げ方がうまい。
以下、イレギュラーコールいくつか。
「(ちょっと大振りですので)ピッチャー/返し/銀仁朗」「ダイナマイト/ホームラン/ブラウン」「初球を/ねらえ/栗山」(中略)「6球目/ねらえ/栗山」

メモ

補助野球場も立派。本球場のスコアボードはかつての西武ドームのように、選手名を縦書き横リストにしているが、サブのほうは神宮球場風に横書き縦リストになっていた。
外野の当日券売場は、外野自由(レフト側)、外野指定(レフト側)、外野指定(ライト側)の3列に分かれていた(内野は別の売場)。きょうはライト側が全指定。レフトはまえから9列が指定、それより後ろが自由。阪神ファンはライトにいくし、レフトを選ぶなら300円安い自由にする。というわけで、レフトの指定には誰も並んでいなかった。
レフト側のゲートはふたつ。片方にはグッズとフジパン売店(菓子パンのほか弁当など)。もう一方は、ビール・つまみ・焼きそば・カップラーメンなど。要するに、変わったものは売ってない。でもフジパンがこういう場所で営業するのは珍しいか。
屋根は内野席の2F部分のみという感じ。
レフト・ライトの行き来は構造上はできそうだが、きょうは警備員を立たせていた。値段が違うので当然だな。
中庄駅にコインロッカーあり。この駅はトイレが改札外なので注意。