鶴見俊輔重松清著『ぼくはこう生きている 君はどうか』(潮出版社、2010/1)

全5章。うち2つは既読。正直、そんなに影響されるところはなかった。日々の充実には好奇心が必要(p.129)という部分ぐらい。あとはタイトルに用いられている箇所もいい(p.95-96)。「僕は自分の小説は読者自身の思い出がよみがえるための『呼び水』だといっているんです」。よそで重松作品の感想をあまた見るが、たしかにむかしを思い出した系のものが多い。私もしばしばそうなる。

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本のサイズは新書より少し大きい118×182ぐらい。こういうのは何と呼べばいいのだろう。
(p152)重松清の著書は『気をつけ、礼』じゃなくて『気をつけ、礼。』だぞ。

文藝春秋』2003年3月号

川端裕人が『トワイライト』の書評を書いている。バックナンバーをぱらぱらやってたら見つけた。