湘南×西武(11回戦、相模原球場)

雑感

少しまえの話だが、あちらの球団は大矢がやめて田代が昇格した。それで空いたシーレックスの監督になったのが高木由一。この人は淵野辺高校出身で、しかもこの相模原球場のプロ1号も放っているんだとか。へえ。

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いきは、淵野辺駅から歩いてみた。所要25-30分。スコアボードの左に山が見えたのだが、富士山だろうか。
きょうはベイスターズ横浜スタジアムでゲームのため、少しお客さんの数が寂しいなかでの試合。

ケチャップのしゃべり(試合前)

シーレックスはいま首位。ファーム日本一は、ホエールズ時代までさかのぼってもないそう。
8/7、シーレックスは、今シーズン限りで休部する日産自動車とプロアマ交流戦をおこなう。振り返れば交流戦の歴史というのは、この2チームのカードから始まっているんだとか。ふーん。

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これ、私もちょっと見にいきたいなと思っている。というのは、始球式をこのたび横須賀市長になった吉田がするからなのだが。

1回表

ライオンズがヒット3本で、0アウト満塁の大チャンス。バッターは4番ボカチカ
初球はアウトコースぎりぎりのまっすぐでストライク。そして2球目。小林が投じたボールは、首から肩あたりへ。とんでもないコースで、ボカチカはよけることができず。まともに受けて、その場に倒れこむ。
きょうはもう退くかなと思ったが、しばらくして起き上がる。1塁へ向かう際には、スタンドから拍手が送られた。

2回裏

1アウト、ランナーなし。バッター野口の打球は、1塁側ファウルグラウンドへ。追いかけていったファースト大島、ライト赤田が衝突。両者ともにしばらく起き上がれず。
赤田が先に、大島もやや時間がかかったが、守備位置へ戻った。
この衝突で、フライは処理できなかったのだが、再開後の1打がまったく同じようなところへ。さっきので懲りたのか、追いが甘かったような気がする。これも取れずに、結局はライトフライ。

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シーレックス小林、クイックが速そう」と、メモった直後に、浅村が牽制でアウトになってしまった。
まあ、クイックと牽制のうまさって、結びつけるほど関連がないかもしれないけどね。

3回表

デッドボール後の打席だったボカチカアウトコースへのボール球を4つ続けられて、フォアボール。むっとしたのか、ベンチ方向にバットを大きく放り投げた。
さきほど、大島はいったん守備についたのだが、打順が回ってきて、代打に吉見が送られた。

5回表

ボカチカの3打席目。カウントが0-3に。すると場内から次々に「勝負せえ」の野次。1球アウトコースにストライクを入れてみたが、やはりフォアボール。
「小林、この場面で逃げてどうすんだ」とのきつい声が聞かれた。ボカチカはさきほどと同じく、バットを大きく放る。

5回終了

ライオンズの片平二軍監督はあしたハッピーバースデーと、ケチャップによる紹介。
本日の抽選は、監督賞1名(サイン)・スタメン賞10名(サイン)・球場賞10名(クッション)だった。私の番号は176なのだが、174も175も当選で自分はスカ。悔しいぜ。

7回裏

この回のマウンド上には山岸。久々に見たが、球持ちが長くなったように思う。緩い球では空振りがとれていた。

8回表

ボカチカは初球打ちのライトフライ(P桑原謙太朗)。

8回裏

2アウトで関口の打球はセカンドへのゴロ。難なくさばいてチェンジ――のはずが、とんでもないイレギュラーバウンドで外野へ抜け、タイムリーになってしまった。
これで谷中に自責点がつくのは、かわいそうだなあ。

9回裏

岡本慎也が3人で締めてゲームセット。

得点経過

1回表、ボカチカが押し出しとなるデッドボールを受ける。(西武1-0湘南)
3回表、坂田がライトポール際へ2ラン。(西武3-0湘南)
4回裏、関口がレフトポール際へソロ。(西武3-1湘南)
8回裏、関口がタイムリーヒット。(西武3-2湘南)

試合雑感

浅村:最後の打席こそ空振り三振に終わったが、5の4は上々。ただ牽制死のようなポカが、ね。
野田:盗塁を4度試みられたうち、3度刺す。成功を許したのは最初の1度だけなのだが、シーレックスはなんでそんな走りたかったんだろう。
加藤武治:敵ながら、このクラスでは別格の雰囲気がした。

終了後

帰りはバスを使ってみる。相模大野いきは30分に1本、23時過ぎまである。いいねえ。駅までも歩けるし、バスも遅くまであるし。
しばらく待って、おっ、きたかと思ったら、ライオンズのチームバスだった。明日・あさっては横須賀でナイトゲームだが、こういうときはどうするんだろう。1日ごとに帰るのも面倒だよな。泊まりなのか。

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参考までにバス停の場所を書いておく。私が利用した「和泉短大前」は、相模原球場のそばにあるサブグラウンド(ひばり球場)と、その南の短大を挟んだ場所にある。
淵野辺公園」のバス停は、その道をさらに東へ進んだところ。ちなみに相模大野駅に向かう場合、ルートは「青葉児童館前*1」→「和泉短大」→「淵野辺公園」となる。

メモ

きょうは16:00券売開始、16:30開場だった。
チケットは球場の入場券売場にて。机が出てるので、あれかなと思っていってみたら、そっちはシーレックス友の会の受付だった……。
トイレは、コンコースに計4箇所。内野席1・3塁側のそれぞれ最も外野寄り。それと、バックネット裏の1塁側・3塁側。
きょうは球場内の売店が4箇所営業していた。ひとつはKFC。そのほかの店のラインナップは、パン・おにぎり・やきとり・からあげ・たこやき・飲料・アイスなど。ようするに、変わったものは食べられない、と。
球場のサイズは両翼95-中堅120。特徴としては、ファウルグラウンドが広いことがあげられる。一般的に内野スタンドって、1塁側と3塁側でV字になっているが、ここは()な感じで、ふくらみがある。だから、広い。そのくせ、ブルペンはグラウンド内になかったりする。
バックネット裏は、背もたれつきの独立席。内野はベンチシート。
バックネット裏の上部のみ、屋根がある。きょうは何度か雨がぱらつく場面があり、そちらに避難する人もわずかながらいた。
去年、シーレックスの主催試合にいったときは、スタメン発表のBGMが応援歌のパンクバージョンだった。だけど、きょうは普通に球団歌。
スコアボードは、「攻撃中のチーム名」と「現在のバッター」が緑色で表示される。それ以外は黄色。文字の視認性は高いと思う。
ネット裏から見る限り、外野席がレフトとライトで芝の種類が違うように思えた。あるいは、ライトの芝の状況がよくないのか。
ファウルボールは回収。

NPB公式より

試合時間:3:05
観衆:582

*1:球場の北西に建物がある。バス停は未確認。