あの歌がきこえる』(新潮文庫、2009/7)

週刊ポスト』初出の連載をまとめた文庫オリジナル。
雑誌掲載時は、各コーナー4回からなっていた。たとえばユーミン編だったら、ユーミンについて読者から募った思い出を紹介するのが1回。ユーミンの曲を織り込んだ小説が1回。そして最後に、また別の曲を取り入れた小説が2回。これで4回。
本書は、各コーナーのラスト2回の小説部分のみを収録したもの。「DESTINY」と「いなせなロコモーション」以外は、連載時の順番どおりに収録されている。

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それぞれ一読はしているはずなのだが、内容はほとんど覚えていなかった。ま、いい話を書いているなあ、と。

7月12日付朝日新聞朝刊

椎名誠著『大きな約束』『続 大きな約束』(ともに集英社)の書評を書いている。

7月12日付朝日新聞朝刊

重松清さんと読む 百年読書会」は7月の本『坊っちゃん』の第2回。

『波』6月号

著者(片田珠美)特別インタビュー「人を生かすのも、殺すのも、言葉 新潮選書『無差別殺人の精神分析』をめぐって」で聞き手を務めている(全5ページ)。
本を読んでみたいなと思わせるインタビューだった。そしてまた、批判的に読むだろうなとも思った。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/603637.html

『波』5月号

「『資料』から『新作』へ――太宰治『地図 初期作品集』(新潮文庫)」というタイトルで、書評を書いている(全2ページ)。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/100618.html