巨人×西武(オープン戦、群馬県立敷島公園野球場)

快勝

きょうの朝刊1面トップは、前橋から少し北にいった渋川で火災があり、多くの人が亡くなった、というものだった。その方たちを悼むようなことは、申し訳ないがしていない。それでも、健康で野球観戦が楽しめる幸せを、少しばかり、感じた。
試合のほうは、先発ワズディンが古巣相手に安心して見ていられるピッチング。ここまで3戦(強化試合も含めれば4戦)好投しているので、開幕ローテ入りは当確だろう。
G.G.佐藤は、高校の後輩である栂野と3打席対戦。併殺崩れの1打点のみ。たしか去年のオープン戦(長良川)でも対戦して、打てなかった記憶がある。タイミングが合わないのか。

谷佳知

5回表、栗山がピッチャー強襲のヒット。ジャイアンツの内野陣は栂野のもとへ集まる。そんなとき、うちのファン(応援団?)がレフトにいる選手へ野次を飛ばした。
「谷、様子を見にいけ」
谷はこちらを振り返った。てっきりにらみつけるのかと思いきや、なんとこちらへ向かって、手で×印を作るではないか。いいキャラクターだ。

2次会

1-9の後、あすの千葉マリンへの来場をアナウンス。「明日は雨の予報。でも、あそこは強行することもあるので、濡れながら応援しようじゃありませんか」
次に、清水の応援歌を練習。間近で耳にしてみると、太鼓のリズムがわかってよかった。なお応援歌は、シーズン中にあと2、3曲つくる予定だそう。いったい誰だろう。
最後に「開幕のチケットがまだあるようです。ネズミ講のごとく友だちを誘ってきてください」と呼びかけ、三本締め。

メモ

ライオンズファンは30人ぐらいだったかな。チケットが入手困難だった*1ためか、常連さんの姿をあまり見なかった。
シートノックが始まるまえ、ラミレスがキャッチボールに使っていた球を、次々とスタンドへ投げ込むサービス。そして、グラブまで投げてしまう――わけはなく、そぶりだけのフェイントだった。素晴らしきエンターテイナーだ。
4回表、原のファウルフライ。落球を願って応援団が吹いたのは、例の統一ライオンズファンファーレ。
8回表、細川のセンター後方への打球が好捕され、飛び出していたランナーもアウトに。うまいなあ、あの左利きは誰だと思ったら、工藤か。
ボカチカがきょうから練習再開との情報だったが、前橋には姿がなかった。第二かどこかで体を動かして、あしたのマリンからかな。

球場関係メモ

ジャイアンツ主催ということで、手荷物検査あり。係員は「GIANTS GUNMA 321 STAFF」というジャンパーを着ていた。この日限りのために、そんなものを用意してしまうか。
前回開催時との違いとして、ロープで区切られた応援団エリアが設けられていたことがあげられる。
冒頭の写真は、レフト側からライト側を撮ったもの。きょうは快晴で、山々(榛名山?)が美しい。少し残念なのは、まだ桜の時期になっていなかったこと。
前回開催時にも書いたが、砂や草がやたらめったら飛んでくる。
ラッキー7の曲は、両チームとも流れず。
いきは前橋駅を利用。事前の案内では、北口からシャトルバスが出るということだったが、貼り紙で南口になったことを知る。9:45に出発し、15分たたないうちに到着。車内は満員であった。
これは帰りも同じなのだが、新前橋駅・球場間のバスと、前橋駅・球場間のバスを分けていた(一方の駅に寄ってから、他方の駅に向かうということがない)。なお、帰りは各方面とも行列。2本ほど待った。そうしたら、路線バスタイプじゃなくて観光バスの車両がきて、ちょっと得した気分。

得点

1回表、栗山がライトへソロ。
1回表、中村がレフトへソロ。
2回裏、李が右中間にソロ。
5回表、石井義人がライト前にタイムリー。
5回表、G.G.佐藤の内野ゴロが併殺崩れとなる間に、ランナー生還。
5回表、原がレフト線にタイムリー。
6回裏、円谷がライトへソロ。

スコア

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
西武 2 0 0 0 3 0 0 0 0 5
巨人 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2

NPB公式より

試合時間:2:33
観衆:17841

*1:発売2日で完売。ヤフオクで高値を出して買ってしまった。