『yom yom』vol.4
「チャーリー、牽制球に気をつけろ」を書いている。
村田くんは5年生になった。いままでと違い、クラスには学年のすごいやつばかり。村田くんの役回りは、みんなのまえに出ることから、使われるほうになった。
しかも先生は、そんな境遇に追い打ちをかける。いままで担任だった宮原先生は授業中に手をあげたり、委員に立候補する積極性をほめてくれた。しかし、生駒先生はそんな村田くんを嫌う。
村田くんはやりきれない思いを抱いていたが、そんな日々はある出来事をきっかけに変わる。
-
-
- -
-
教師が生徒を嫌うという構図は、vol.6掲載の「にんじん」とも重なる。それにしても、このvol.4と下のvol.5掲載分は、また別のところで本に収録される機会があるのだろうか。どちらにしても、『気をつけ、礼。』の作品群と比べて、まったく劣っていないのだが。