別冊宝島編集部編『プロ野球「無頼派」選手読本』(宝島SUGOI文庫、2008/9)
きょう書く2冊は、旅の途中で読むものがなくなって、買った本。普段見ないコンビニとか駅売店のラインナップに触れられたのは、貴重な機会だった。
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本書は、下に書き出す選手について、成し遂げた功績よりも、秘話のようなものを中心に綴った本。執筆陣はスポーツライターが中心だが、渋井哲也とか、永沢光雄なんていう名前もある。
いくつかよい文章があったが、なかでも三原脩の項を面白く読んだ。西鉄の強さの陰には、きわめて合理的な考え方があったのだなと。それは、この時代に、ちょっとセイバーメトリクスっぽくもある。
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以下、取り上げられた選手。かっこ内は執筆者。
江夏豊(後藤正治)、張本勲(森哲志)、イチロー(松井浩)、野茂英雄(梅田香子)、前田智徳(中田潤)、工藤公康(豊島純彦)、金村義明(佐野正幸)、榎本喜八(松井浩)、川藤幸三(中田潤)、星野仙一(梅田香子)、江本孟紀(森哲志)、伊良部秀輝(豊島純彦)、落合博満(渋井哲也)、今井雄太郎(永沢光雄)、三原脩(立石泰則)、東尾修(安倍昌彦)、大田卓司(森哲志)、高井保弘(織田淳太郎)、福本豊(谷上史朗)、今井譲二(田沢健一郎)