単なる雑記

(おことわり:検索対策で、語句のいいかえをしてあります)
先日、とあるテストの見張りバイトをしてきた。テスト見張りそのものは、何回か経験がある。だけど、それはサブであって、メインで注意事項を話したりするのは教員や院生だった。
今回は、そのメインのほうもやることができた。

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実は事前に当てられていたのは、雑用係のポストだった。要するに、室内へは入らずに、構内の案内とか。ところが、「部屋がひとつ増えたから、雑用係の人が、科目ごとにローテーションで、そこの見張りをやってくれ」という。
受けるのはひとりらしい。まあ、何か事情があったのだろう。
私にも仕事の順番が回ってきて、部屋へ出向く。が。
(あれ、誰もいない。電気も消えてる。だけど、冷房は入ってるなあ……)
まだきてないのかと思ったが、よくよく見ると、ベランダに机を出して勉強中の人がいる。ひとりというのは、彼だろうか。ベランダでちょっと気分転換? そんなことを考える。
しかし、説明を開始する時間になっても、部屋へ入ってくる気配がない。相変わらずベランダである。
ちょっとあせる私。廊下の見回りをしている人に事情を聞いた。いわく、「人込みが苦手だ」と。まあ、それはわかる。わざわざひとりで受けるぐらいなんだし。
驚いたのは次だ。「風通しがいいほうが落ち着くから、ベランダで受ける」のだという。
ええええええええーーーーーーーーー!!!!!
学校の小テストとかじゃないよ、これ。全国で何万人のテストだよ。ベランダで受けちゃっていいの?

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というわけで、窓を開けて、ベランダへと出る。ひとりのために説明をし、ひとりのために用紙を配る。
「それでは始めてください」
見張りをする間、私が考えをめぐらせていたのは、この出来事をどうblogに書くかだったことは、いうまでもない。
fin.