『きみの友だち』(新潮文庫、2008/7)

「文庫版のためのあとがき」。結婚式で出されたスペイン料理に「食った気しねえなあ、あとで蕎麦でも食いてえなあ」とぼやく著者。
その願いは、坪内さんが蕎麦屋へ連れていってくれたことでかなえられるのだが、私が思うに、蕎麦だって、食った気しねえもんのひとつだろう。

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この時期の刊行なので、帯は「新潮文庫の100冊」のものと、「映画化!」というものの2種類が並んでいた。

6月30日付朝日新聞朝刊

「北京便り」を書いている。

NEWS ZERO

本日の放送内で、映画『きみの友だち』で監督を務めた廣木隆一との対談が流れた。聞き手は小林麻央
重松清はサービス精神旺盛で、いかにもテレビな質問に対し、テレビっぽい絵を作って答えてあげていた。余裕というか、度量の大きさが感じられた。