単なる雑記

アマゾンレビューは、意外と考えて作られたシステムなのかもしれない。
ご存知のとおり、レビューの末尾には「参考になりましたか?」という質問があり、「はい」or「いいえ」で答えるようになっている。
しかし、参考になったかどうか以前に、ものに対して批判的な文章は「いいえ」が選ばれがちだのようだ。理由は、そのページを見る人が、基本的には商品についてプラスの感情を抱いているからだろう。くそだと考えるなら、わざわざ検索したりしない。
それで、ここからが本題なのだが、「参考になった」がクリックされた数によって、レビュアーがランキングされている。このことは以下のような行動をもたらすのではないか。
レビュアー「ランキングをあげたい」
→批判的なレビューは控える
→サイト上のレビューが好意的なもので占められる
→それを見たユーザーが「どうやらいいものらしい」と購入
→アマゾンの売り上げ向上
どうだろう。システム構築者は、はたしてここまで考えていたのだろうか。