朝日新聞社は恥を知れ

まずは下の画像を見てもらいたい。左ページのノド側が、くり抜いたような状態になっているのを確認できるだろうか。もちろん新刊書店で買ったものであり、印刷・製本過程での不具合と思われる。

これだけなら問題ない。面倒だなと思いつつも、交換するよう版元へ送りつけるだけである。しかし、私が怒っているのは「それだけ」ではなかったからだ。
奥付を見る。そこには他の出版社なら必ずあるはずの「乱丁・落丁は送料小社負担にてお取り替えします」といった文言がまったく見当たらないのである。
たまたま、この本の奥付にだけ欠落したのか。どうも、そうではないらしい。朝日新聞社の本で手元にあった『セカンド・ライン』(2001/11)にもない。朝日文庫はどうなんだろうと『百年の恋』(2003/10)を見てもない…。会社としての方針のようだ。

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こんなことしていて平気でいられるのは、客のことが頭にないからなんだろうなあ。本当に、恥を知ったほうがいいと思う。上記の文言がない本なんて、探すのが大変なぐらいだ。