週刊ポスト』1/18号

新年ということで、ブックレビュー陣による「2008年はこの人に訊け! 新春提言12」が掲載されている(全10ページ)。重松清が書くのは「北京五輪」について。アメリカに圧力をかけられた競技の時間と、それがもたらすであろう影響…。
あと、「希望ヶ丘の人びと」が連載53回目ということを、メモしておく。

紅白歌合戦

結局、出演はなかった。ま、忙しくなって茂木さんと交代したってことなんだろうね。

雑記

私が重松清の作品と出会ったのは古本小屋(藤沢南口店*1)という店だった。そこのおすすめとして何冊かピックアップされているコーナーにあったのが『日曜日の夕刊』。2000年の春だったかな。以前にも何冊か、このコーナーのものを手に取っていたので、その流れで購入した。
買っておいていうのもなんだけど、当時の私にとって『日曜日の夕刊』はちょっと分厚かった。それで放置していたのだが、母親が読んだという。感想を聞いてみると、「なかなか面白かったよ」というので、私も読んだ。短編集なんだけど、この人はよくもこう、いい話ばかり書けるなあという感想を持った。
2001年に入り、日本経済新聞夕刊の連載「プロムナード」を重松清も担当するようになる。直木賞受賞はその直後。「あの人、うまかったもんな」そう思った。それで『ビタミンF』を買ってきて、そこから先が一気だったな。このとき高3だったけど、彼の著作を揃えては、古文とか漢文の授業を読書に充てていた。
以上、私の重松デビュー。

      • -

古本小屋はその後たちばな書店になり、そしてきょうラーメン屋がオープンした。

*1:藤沢市南藤沢4-2。