「しまった、○○で買ったほうが安かった!」について

私はあまりこういうことはないのだが、blogとかではよく「靴が安かったので買ってきた。だけど家に帰ってネットで検索したら、もっと安いところが…」という趣旨の話を見かける。
きょうもそんな話をした。その人は、某家電量販店でバイトをしていて、「あるときFAXが安売りでしかも社割が効くというので買った。だけど、よそをのぞいてみると、ビックカメラで普通に買ったほうが安かった」のだそう。
もうすでに買っちゃったのに、ほかのところへ値段を見にいくのって、なんでだろうね。そう問うてみると、
「自分が安く買ったことを確かめたい」
なるほど。まあ、考えてみれば何でもないことなのだが、あまり考えてみないよね、こういうことは。
では、「安く買ったことを確かめる」作業は、どのような効果をもたらすだろうか。プラス・マイナス両面ある。
負:安売りで買ったはずが、他店のほうが安かった。ショック。
正:安売りで買ったことによる「得した」感が、他店価格も確認することでさらにアップ。
どうだろう。個人的には、上のダメージ>下の満足な気がする。しかもこのあたり、完全に気持ちの問題であって、確認したからといって値段が変わるわけではない。見方によっては、時間の無駄ともいえるだろう。
ということで私は、「確認するなら購入前、購入したら確認するな」を提唱したい。