SKワイバーンズ×統一ライオンズ(アジアシリーズ2007GAME6、東京ドーム)

韓国プロ野球トークライブ

13:30より、YMCAアジア青少年センター(水道橋)の地下ホール「スペースY」にて。開始までの時間に、韓国プロ野球8チームのユニフォーム撮影ができた。
時間になると、ワイバーンズのイメージビデオみたいなものが映し出される。若い女の子を軸にした作品で、すばらしい出来だった。日本の球団は、こういうのを作らないね。
ビデオが流れた後、ホストの室井昌也さんが登場。そしていきなりのスペシャルゲストが、ワイバーンズのキム・ソングン監督。これから試合があるというのに…。もちろん会場は大喜び。選手の意識改革をやったなどの話は、とてもためになるものだった。
その後、室井さんとゲストの石山一秀さん(現:楽天編成)によるトーク。この方の話もユーモアがあって興味を引くものだった。
そんな感じで1時間半が過ぎたのだが、間に挟まれたのが、抽選会とワイバーンズ応援団の紹介。
前者の商品は、コナミPS3ソフトやユニフォーム、監督のサイン入りキャップなどがあって、あとは石山さんがもらってきたという田中のサインボール。
後者は応援団長の男性ひとりとチアリーダーの女性4人。すばらしくスタイルのいい女神たちに悩殺された。これで、夜の試合、1塁(ワイバーンズ)側に座ることを決める。
http://wyverns.sksports.net/wyverns/support.asp

7回コールド

試合内容はよく覚えていない。しいていえば、大差がついて、ライオンズは途中で緊張感が切れたのかなという感じ。そんなプレーがひとつふたつあった。
以下、応援について。先にいえば、すごく楽しかった。
試合開始が近づくと、チアースティックとタオルが配られた。もちろん無料だ。こういうとこで金とって商売するのもいいけど、無料で渡して客を巻き込むというのは見習っていいかもしれない。

こんな感じでステージが設けられ、そこを中心として応援がなされる。リズムだとかコールだとか、知ったこっちゃないのだが、そのへんは団長の声とジェスチャーで何となく理解できてしまう。
・選手名、ホームランor安打(「アンタ」)、タタッタ・タ・タ、選手名、ホームラン…
・タ・タ・タ・タ・タタ・タタ・選手名、タタ・タタ・選手名…
・テーーハンミング、タタッタ・タ・タ、テーーハンミング…
ほかにはウェーブをしてみたり、あとはタオルをみんなでいっせいに上へ放ってみたり。
選手名については、室井さんが作成したというボードをチアリーダーが掲げてくれる。それを口にしているうちに、段々と頭に入る。ここらへんは、普通に座って見るよりもいいところだろう。外国人の選手名を私はなかなか覚えられない。
印象的だったのは、たとえ凡退しても団長は拍手をしていること。いつもプレーに対して「よくやった」と敬意の念を持っているらしきことがうかがえた。
まとめにかかるが、いったい何が楽しかったのか。様々あるんだけど、総じていえばfunがあるなあと感じた。応援というのは本来、選手を励ますものだが、ここでは応援それ自体がエンターテインメント化している部分も少なからずあると思う。それがいいか悪いかは別にして、きょうは楽しかった。

メモ


上はSKワイバーンズのマスコット「WOW」。動き的にはドアラに近い印象を受けた。照れくさそうに頭を掻く仕草なんかが特に。
開場は16:30。国際試合ということで、金属探知機によるチェックもあり。ポケットのなかの金属類は、係員の配るビニール袋に入れるよういわれた。
使用ゲートは21、22、23のみ。22が特別自由(バックネット裏)、ほかふたつが自由orエキサイトシート
始球式は動力火車Power Station)。
ヒーローはチョン・グンウ(ワイバーンズの背番号8)。

スコアボード

チーム 1 2 3 4 5 6 7 R
統一 0 0 0 0 1 0 0 1
SK 2 6 3 2 0 0 × 13

得点経過

1回裏、イ・ホジュンのレフト前タイムリー。
1回裏、パク・ジェサンのライト前タイムリー。
2回裏、パク・キョンワンがソロホームラン。
2回裏、チョン・グンウのタイムリー。
2回裏、キム・ジェヒョンのタイムリー。
2回裏、パク・ジェホンの2点タイムリー。
2回裏、チョン・ギョンベが振り逃げ。その間に3塁ランナーが生還。
3回裏、キム・ジェヒョンがファーストゴロの間にランナー生還。
3回裏、イ・ホジュンが内野安打の間にランナー生還。
3回裏、パク・ジェホンがサードゴロの間にランナー生還。
4回裏、チョ・ドンファがライト前へ2点タイムリー。
5回表、ヤン・ソンシェンがライトポール際へソロホームラン。

アジアシリーズ公式より

試合時間:2:31
観衆:7290