中学生日記

重松清が企画協力したシリーズ「僕は、ここにいる。 父と子の闘争日記」の第3話・秋が、きょう21:00から放送される。これまでは30分だったが、今回は1時間。感想はまた後日。
そういえば、第1話の感想は書いたが、2話はまだだった。というか、録画しておいて見忘れていたのである。
第2話はそれ単独での放送後、7/28の21:00から1話・2話をまとめた「春から夏へ」という形でも見ることができた。第1話は最後で希望を感じさせた。第2話はそれを受けて、主人公が徐々に学校へ溶け込んでいくのだが、父親が変われない。息子の意向をまったく聞かずに、いい高校へ受かるんだという方向へ誘導する。当初は何もいい返せずにいた主人公だが、しだいに反発する様子を見せ始めた。
子どもではなくて、父親が自分の思いを込めて受験をさせる(させたがる)という構図は、中学校受験なんかにも実際ありそうで、普遍的なテーマだろう。今後の展開に期待する。
http://www.nhk.or.jp/nikki/weekly/index.html

藤原和博重松清橋本治著、平田オリザ解説『[情報編集力をつける国語]』(ちくま文庫、2007/10)

親本は2003年1月に新潮社から刊行された『[よのなか]教科書 国語 心に届く日本語』。単行本との相違点は、いくつかのコラムが削られたことと、序文がタイトルにあったものに書き換えられたこと。あとは細かな点での微修正。要するに、大部分は単行本と同じだ。
再読だけど、得るものはあった。うまい自己紹介の方法とか、興味を引く文章術とか。そして、買ってよかったなという気にさせたのが解説。披露されているエピソードがすばらしいのなんの。

「めぐりあい」

第74回(平成19年度)NHK全国音楽コンクール中学校の部*1、課題曲は重松清作詞の「めぐりあい」だった。関連商品としては、楽譜と、小・中・高の課題曲が収録されたCDが出ている。歌詞は以下URLでも読める。
http://www.nhk.or.jp/event/oncon/frame/content/kadai/h19_kadai.html

週刊ポスト』11/9号

鈴木耕著『目覚めたら、戦争。 過去を忘れないための現在』(コモンズ)の書評を書いている。

人生案内(読売新聞朝刊)

下記URLは通算25度目の回答。10月28日付のもの。
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20071028sy41.htm

10月28日付夕刊フジ(27日発行)「シゲマツ解説委員長が斬る ニュースの読み方アソビ方」

・次々と発覚する偽装でわかった/「観光は生活にとって諸刃の剣」
・トンデモ急病人にトリアージ/常識あればカタがつくのに
・信じるハードル低くなり/ヤバイ都市伝説にご用心

*1:全国コンクールは10/8実施。