単なる雑記

90分まで無料の駐輪場に自転車をセットした。そして本屋に向かおうとすると、おばあちゃんが「すいません」と呼びかける。
「これ、上はないんですか?」「何かお金とか?」というが、いまいち要領を得ない。
この駐輪場は、スペース節約のために、ラックが地面にあるやつと、一段上のやつとが交互になっている。たいていみな地面にあるほうへ置く。楽だから。
そうして誰も置かない一段上。そんな様子を見て、おばあちゃんは何か不安を感じたのかもね。
私は「いや、上もありますよ」とだけ答えておいた。おばあちゃんは「あらそうなの、ごめんなさい」といってた。
本屋でちくま文庫の新刊を見る。『文壇うたかた物語』の目次、「解説」と「参考資料」のページが正しくなかった。