単なる雑記

9月16日付朝日新聞朝刊「なんでもランキング」は「10万人あたり/図書館の数」(05年度、文科省調べ。公共図書館のみ)。
順位を抜粋すると、1位の山梨が10万人あたり5.54館、2位富山:5.40、3位福井4.99、(中略)、45位宮城:1.36、46位愛知:1.19、47位神奈川:0.94、となっている(紙面はトップ・ワーストのそれぞれ10を掲載)。
ここで疑問がある。はたしてこの数字に意味はあるのだろうかということだ。
公共施設というのは、一定の面積(生活区域)ごとに必要なものだと思う。面積が広ければそれだけ施設の数もいる。だが、面積に応じて人が住んでいるわけではない。
面積が広い(≒図書館が多い)のに人口が少なければ、この数値は高めに出る。つまり、先のランキングは図書館の充実ぶりを示すものではなく、単に人口密度のいいかえじゃないかと思うのだが。
実際、下記URLなどで都道府県の人口密度を眺めてみても、私の考えたことはそう違っていないように見える。人口密度といっても、住めない場所も含んじゃうからね。
http://uub.jp/prf/prefbase.html