単なる雑記

中学校の体育で、これまでは武道とダンスの選択だったのが、2011年にも必修になるそうだ(両者とも。ソースは下記URLなど)。世間では、武道について、それをやる精神性だとか、用具に金がかかることなどの点で批判がなされているようだ。しかし、私はダンスのほうを少し心配している。ちゃんと教えられるのだろうかと。
私のころ、というか私の通っていた中学では、武道が剣道で、それとダンスの選択になっていた。私がやったのはダンス。そんなものやりたくもないのに、部活が一緒だったやつに無理やり誘われて。
当時、1学年は6クラスで、体育はそのうちの3クラス合同でやっていた。まあ、人数にすると、110、120人ぐらいになるのだろうか。そのうちダンスの男はふたりだった(要するに私とそいつだけ)。女は15人ぐらい。あとの大多数が剣道だった。
やったことはというと、2グループに分かれて創作ダンス。といっても、教員はいっさいアドバイスをしない。それは彼が怠惰だったというのもあるし、指導法が確立されていなかったというのもあるだろう。授業は、大半が話し合いに費やされた。音楽を何にするか、どう踊るか…。体育なのに体を動かすことがないという、それはそれはつまらないものだった。
創作とはいえ、ある程度の型を身につけるみたいなことも必要じゃないかと思う。普段から踊ってる人(めったにいないだろう)ならまだしも。たとえば、ビデオ教材で様々な創作ダンスのあり方を知るのもいいし、ガイドブック的なものがあってもいいのではないか。こういうことを表現するにはこんな動きがあるとかさ。
私は一般的にダンスがどう教えられているのか知らないが、ただ必修化するのではなく、学ぶ生徒のことを考えた動きがほしいものだ。
ちなみにテストは、その創作ダンスの発表と、なぜか冬季オリンピックの種目を何でもいいからジェスチャーで表現するというものだった。それって、ダンスなのか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000930-san-soci