文庫解説など

読む時間がないので、ここのところの重松清の仕事をまとめて。
まず、ゲッツ板谷著『ワルボロ』(幻冬舎文庫)の解説。これは単行本で一度読んでいるので、再読するつもりはなかった。しかし、解説者がいうには、三読でも一気呵成に読んでしまったそうなので、9月の映画公開までにもう一度読めたらいいなと思う。
次に、森達也著『クォン・デ もう一人のラストエンペラー』(角川文庫)の解説。まあ、森達也の本はいつか解説を書くだろうなと思っていたが、こういう地味なものだとは。
もう一つ。ちょうど1ヶ月ほどまえに刊行された『憲法を手に格差と戦争をくいとめよう 福島みずほ対談集』(明石書店)に、著者との対談が収録されている。初出は『社会民主』という社民党の機関誌なのだが、登場するメンツはとても豪華(以下参照)。きっとギャラがいいのだろう。
山田太一森達也岡留安則浅野健一中森明夫倉田真由美荻原博子、大内裕和、早房長治、重松清雨宮処凛やなせたかし、愛敬浩二、神野直彦、粟屋憲太郎、杉浦ひとみ、村尾信尚、鎌田實、藤田和芳、川田龍平星川淳、金子哲夫、宮本太郎。

7月27日付夕刊フジ(26日発行)「オヤジの細道」

タイトルは「英語で怒らナイト」。ガイドブックにはえてして、友好的な会話の例しか出ていない。

7月25日付日本経済新聞夕刊「エンジョイ読書」

北上次郎が『青い鳥』の書評を書いている。