単なる雑記

栃木県足利市。栃木にいくのは、小学校の修学旅行で日光を訪れて以来だと思う。
東武伊勢崎線足利市駅で降り、両毛線足利駅方面へと向かう。その間を流れるのは渡良瀬川。両駅間にかかる3本の橋のひとつが、渡良瀬橋
このあたりは、森高千里が「渡良瀬橋」で歌っているところなのだ。
橋の近くには、つい1ヶ月ほどまえに完成したという「渡良瀬橋」の歌碑もある。これが実にすばらしい。そばに寄ると、「渡良瀬橋」の演奏が始まるのだ(8:00-20:00)。しかも、フルコーラスで、なんと森高さんの声によるもの。現地で聞く「渡良瀬橋」はやっぱり名曲だなあとほれぼれしてしまう。時間の関係で聞けたのは2回だったが、もし余裕があったら、あと何度、耳を傾けていたことだろう。
次に曲中で歌われた公衆電話を見にいく。別になんのことはない。普通の電話である。が、電話機のうえにはさりげなく、さきほどの「渡良瀬橋」歌碑のリーフレットが置いてあった。BOX内に電話帳以外のものがあって、撤去されないのなんて、ここぐらいのものではないだろうか。
最後に、これも曲中に登場する八雲神社へと足を運んだ。
電車を降りてからここまで、わずか1時間足らずなのだが、本当に美しい街だなあと思った。それこそ、森高さんの歌声のように、しっとりとしていて、一見格調が高いようなんだけれども、人を遠ざけるようなことはまったくなく、あるのは包み込むようなやさしさだ。また足利へくることができたら、こんどはじっくりとあちこちを見て回りたい。
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用事をこなした後、帰りに乗り込んだ電車。隣に座った高校生たちの会話で、坂井泉水さんが亡くなったことを知る。