元木昌彦の「ノンフィクション養成講座」第12回

ジュンク堂書店池袋店4F喫茶にて。19:00スタート。15分まえに重松清がやってきて、控え室へ入っていく。
あとで説明したところによると、サイン会の時間を予定に入れていなかったそう。それで、トークを始めるまえに控え室で書いていた。
サインを書いている間、元木昌彦が前座(?)でしゃべったあと、重松清登場。以後、元木昌彦はまったくといっていいほど口を挟まず、重松清がひとりしゃべり続ける。
中盤あたりで話したのが「障害者が自分で『がんばっています』といっても感動しない。第三者がクールな目でもってその人のいいところを表現する」というテクニック。これって、『きよしこ』を私小説ではなく、個人的なお話と呼ぶことともからむのかな。
20:35ごろ終了。

3月16日付夕刊フジ(15日発行)「オヤジの細道」

タイトルは「柏崎ナイト(上)」。「ちなみにO氏は、特に名を秘す国民的ベストセラーの担当編集者でもある」。講談社で国民的ベストセラーといったら、あの本以外には思い浮かばず、実際、その本の末尾を見たら、民主党の党首と同じ名前を持つO氏への感謝が記されていた。