V・プレミアリーグ女子東金大会(東金アリーナ)

イオニア×トヨタ車体

おとといの観戦録。試合前の場内アナウンス。対戦チーム紹介で「パナソニック・レッドウィングス」はさすがにやめてほしい。しかも、ついちょっとの勘違いではなく、指摘されるまで間違いに気づいてなかった。
マスコットボール投げ入れ。多治見がマスコットのレッピィ(http://pioneer.jp/topec/sports/v_topics.html#20061028_2)に向けてボールを放り、レッピィは見事にキャッチ。彼(彼女?)はそのボールをどうすればいいのだろうとしばらく所在なげにさまよっていた。
以下、気づいた点を列挙。
トヨタ車体を見るのは初めてだが、とにかく決められる選手がいないなあという印象。アンジェリカが決定率50%を越えれば、もっと上位に進出できると思うのだが。
・対するパイオニアには、多治見がいる。サーブレシーブで体勢が悪くなってたら、あまりセンターにはいかないのがよそのチームだけど、内田-多治見のラインはそんなことおかまいなし。このふたりの間には、並々ならぬ信頼が築き上げられている。
・3セット目、トヨタ車体の高橋をセッター対角にした形は、だいぶ機能していたように思う。高橋は苦しい形でも決めてくれる。
トヨタ車体からすれば、栗原のサーブは1回で切りたかった。
トヨタ車体は船崎、都筑などサーブのいい選手が多い。だけど、やっぱり決定力のある選手がいないから、連続ポイントにならないのが残念。
・練習を見ていると、バックマンはスパイクの際、腕の振り出しが遅いことに特徴があるようだ。ということはつまり、豪快に打ち込むのではなく、タイミングを取らせず、ブロックをかわすタイプなのか。
試合後のインタビューは庄司だった。

セット イオニア トヨタ車体
第1セット 25 18
第2セット 25 20
第3セット 25 20

日立佐和×NEC

同じく、気づいた点を列挙。
日立佐和もやはり決められる選手が不在。素人の意見だが、黒羽はセンター線および齋藤への配球を多めにしたほうがいいのでは。
・齋藤はいい選手だが、力で押すタイプではないだけに、ブロック2枚でコースふさがれると苦しい。
・飯田のブロックは生で見るとさらにすごい。
・杉山、田口のブロードに対して、日立佐和の守備がやられっぱなし。守りを非難するよりも、ふたりが本来の力を出せばこんなものと、攻めを誉めるべきか。
・杉山のサーブがいいのはもともとだが、有田沙織もジャンピングフローターにしてよくなった。
・泉という選手をもっと見てみたい。有田沙織以上の力強さをもっているように見える。
試合後のインタビューは杉山。
いずれもストレートでの決着だが、個人的には見ごたえのある2試合だったと思う。

セット 日立佐和 NEC
第1セット 16 25
第2セット 23 25
第3セット 18 25

会場について

今後もVリーグの開催があるかはわからないけど、メモしておく。東金アリーナはJR東金駅から歩いて30分ちょっと。バスもあるけど、1時間あたり1本で使えない(下記URL参照)。
http://www.kujyukuri-tetsudo.co.jp/rosen/kata.html
食料調達は会場近くにせんどうというでかいスーパーがあるので問題ない。
チケットは1Fアリーナ席が2800円、2F席一般1800円、2F席高校1300円、2F席小中が800円(いずれも前売料金、当日は200円増で2Fは立見)だった。小さい会場だが、その分、2Fからでも見やすい。チケット代安いので、交通費かけても損はないと思う。