V・プレミアリーグ女子越谷大会(越谷市立総合体育館)

イオニア×久光製薬

きのうの観戦録。昨シーズンからの戦力増減を振り返ると、パイオニアはフールマン、引退した吉原と吉田実代の分だけマイナス。久光は、鶴田が引退したのはマイナスだが、フランス帰りの佐野、茂原から狩野、デンソーから上田、さらにケニアはいなくなったものの、新外国人フォフィーニャが加入。あまりにも潤沢なチームになった。
きのうの試合も、戦力差がそのまま出た気がする。パイオニアはフルセットに持ち込んだだけでもよくやったといいたい。フールマンがいなくなってみると、あまり目に留まらなかった多治見のがんばりに気づかされる。
昨シーズンから加入した江口は、すっかりパイオニアのセッター対角が板についた。しかし、最終セットでは、集中できていなかったというか、試合に入っていけていない感じだった。そこが勝負の分かれ目だったかもしれない。

セット イオニア 久光製薬
第1セット 25 22
第2セット 18 25
第3セット 22 25
第4セット 25 15
第5セット 13 15

デンソー×武富士

きのうは、第1試合が14:00開始で、開場は12:30だったのだが、その10分ぐらいまえ。武富士の井村がひとり、会場の外に姿を現し、携帯電話で母親らしき人を呼び出していた。間近で見られてちょっと驚き。
この2チームについても同じく戦力を振り返っておくと、デンソーは上田がいなくなり、外国人ケニアが加入したぐらいで特に不変。武富士はハニーフ、鈴木がいなくなったが、アルタモノワ改めエステスが加入。こちらもほぼ不変といっていいだろう。
まえの試合がもつれるいいゲームだったのに、この試合は完全なワンサイド。デンソーは、とにかく決まらない、点が取れない。先が不安だ。
対する武富士は、困ったときエステスに頼りすぎな感もある。しかし、去年もハニーフがそうして頼られるなかで、ファイナル進出したのだし、それが井村の、ひいてはチームの方針なのかもしれない。

セット デンソー 武富士
第1セット 18 25
第2セット 13 25
第3セット 19 25