かっては高嶋政宏と双子だったりした

諏訪町の交差点から、諏訪通りを文キャン方面へ向けて歩いていた。左手(北側)に人がたくさん。いくつか椅子が並んでいて、どうやらロケをしてるっぽい。ロケバスらしき車もとまっていた。
そりゃあ、気にはなった。だけど、足を止めるほど暇でもなかったので通り越す。いったい、何の撮影だったのだろうか。そう思って歩いていると、スタッフらしき女性が小走りで私を追い抜いていった。そして、ある車のそばで止まる。その車の脇に立つのは、おおっ、石黒賢さんだ。
謙虚な人。そんなことを思ったのは、以前、正月特番「平成教育委員会」で優等生に選ばれながらも、申し訳なさそうな表情をするのを見たときだ。きょうの彼も、そんな印象に違わない。
しかしながら、彼が芸能界で積み重ねてきたキャリアを思えば、やはりそれは大物俳優以外の何ものでもない。
石黒賢には、そんなふたつの印象が合わさって、私のなかにある。