中川翔子のルックスをめぐる私感

まあまあかわいいオタクな女の子。それがこれまで彼女に抱いていた印象だ。そして、きょう気づかされた。いままでこの女性の魅力をまったく理解していなかったことに。
『CONTINUE』Vol.31(http://www.ohtabooks.com/view/bookinfo.cgi?isbn=4778310578)で、彼女はポケットモンスターについて語っている。それは、男の子の輪に入っていく勇気がなく、ポケモンを増やすことができなかったというものだ。ポケモンについて語りつつも彼女の性格をうかがうことのできるとてもいいインタビューだと思うが、話がそれるのでここでは問題としない。
私がそこに出ている写真を見た第一印象は、化粧濃いなあというネガティブなものだった。しかし、何度か見返すうちに印象が変わる。
それはある音楽雑誌の元編集長がいっていたことで、私自身とても共感するこんな考えによる。
「もともとかわいい女性に魅力なんてない。かわいくない女の子がかわいく見せようとする努力こそがすばらしい」
そんなことを念頭に置いて眺めてみると、彼女は非常にこう「がんばってる感」がある。必要以上に濃いメイクもそうだし、いつも熱い語りっぷりもそれに含まれる。
『現代』12月号でも、その「がんばってる感」は見て取ることができる。たしか全4ページのうち2ページが水着だった。ここで「がんばってる」というのは、別に水着で登場したことについてではない。そんなのは誰にもできる。
私が注目したのはずばり胸だ。正直なところ、平たいなと思った。ネットで検索したところによれば、83とか84だとか。まあ微妙なところだろう。
でも、彼女は偽装しない。平たいものをそのままで見せてしまう。そこにいさぎよさとがんばりを感じるのだ。
濃いメイクだけど、実はもともとかわいいのかもしれない。でも、そのがんばりを知ったことで、これから中川翔子がもっと楽しめそうだ。そんな気がする。