献血@新宿東口献血ルーム

通算3回目。私にとって献血とは、単なる暇つぶしだ。人の役に立とうという気持ちはまったくない。
血を抜かれた後、置いてあった『週刊ポスト』を手に取る。ちぇ、先週号(12/15)かよと思ったが、ページをぱらぱらめくって、あっ、そういえばこれ読んでおきたかったんだよなというのを見つける。矢作俊彦さんの2006年を振り返るみたいな記事*1である。
私にとって矢作さんは、一応『気分はもう戦争』を読んではいるものの、ほとんど関心の外にいる作家だ。それでもこの記事を読んでおきたかったのは、以前読んだコラム(id:ahtena:20050714参照)にものすごくシンパシーを感じたから。きっとこの人も、きわめてまっとうなことを主張しているのにもかかわらず、理解されないという生きづらさを感じてるんじゃないかな、と。
ポストのほかには読みたい雑誌もなく、ナンバーやらサッカーダイジェストをめくって時間をつぶす。
7ポイント(400ml献血が5ポイント、平日で+1ポイント、雨天なので+1ポイント)たまった景品は、ハローキティーのパスケースだった。私がもらったのは紺色なんだけど、ネットを検索してみたら、赤もあるようだ。男女で分けてるのかな。

*1:正しくは、<2006>宴の跡―列島を揺るがした「騒動の激震地」を往く、というタイトル(以上、雑誌の新聞より)。