ヨドバシカメラ(マルチメディア新宿東口)にて

プリンタのインクを買うときの話。メーカーを儲けさせたくないので、純正品なんてものは買わない。私が手にするのはリサイクル品である。
これは、パッケージに「キヤノン用 BCl-3eC互換」とか書いてあって、対応するやつを買うことになる。まあ、それはどうでもいい。
私は上記の商品を選んだつもりで、レジへ向かった。その途中で、ふと確認してみる。そうしたら、3じゃなくて6だったのだ。
まったく別の商品なので、これでは困る。あれと思い、もう一度、商品が置かれていた場所に戻ると、3eCのプレートが掲げられた箱のなかに6の商品が混在していた。その割合たるや、ほぼフィフティフィフティである。
これは、正しい位置に戻しとかないと、誤購入する人がいるだろう。そう思って店員を探したが、全員忙しげ。そのなかのひとりに「すいません」と声をかけると、「少々お待ちください」。
この店員は手前のPCを操作している。そのかわたらに立って待つのだが、いっこうに対応する気がない。そのうち、操作をやめてどこかへいった。私はてっきり別の店員を呼びにいったのかと思ったのだが、なんとレジに入りやがった。はあ、わけわかんねえ。客を放置して、なんでレジに逃げ込むんだよ。
結局、商品を買って、何も告げずに店を後にした。インクはおそらくいまも正しくない場所に置かれたままだろう。
ああ、間違えて買う人が出るまえに、正しい場所に置きなおされんことを。アーメン。